実はデフォルト設定のままでは、かなりリスクが高い状態です。
この記事では「今すぐやるべき5つの設定」を、順番に・わかりやすく解説します。
① 盗難デバイスの保護をONにする iOS 17.3以降 最重要
2024年以降、iPhoneを盗まれてパスコードを使われ、Apple IDのパスワードまで変更されてしまう被害が急増しています。「盗難デバイスの保護」をONにすると、普段いる場所(自宅・職場)以外でApple IDのパスワード変更などの重要な操作をしようとすると、Face IDの認証+1時間の待機時間が必要になります。盗んだ犯人が焦って操作しても間に合わない仕組みです。
① パスコードを入力してFace IDとパスコード画面を開く
② 下にスクロールして「盗難デバイスの保護」をタップ
③「保護をオンにする」をタップ
④ 保護レベルは「常に」がおすすめ(より強力)

② パスコードを「英数字コード」に強化する 全機種対応
iPhoneのデフォルトパスコードは6桁の数字。実は組み合わせはわずか100万通りしかありません。一方、英数字コード(例:小文字・大文字・数字・記号を混ぜた8文字以上)にすると組み合わせが天文学的な数になり、総当たり攻撃がほぼ不可能になります。
① 現在のパスコードを入力
② 「新しいパスコードを入力」画面で「パスコードのオプション」をタップ
③「英数字コード」を選択
④ 大文字・小文字・数字・記号を混ぜた8文字以上を設定

| パスコードの種類 | 組み合わせ数 | 安全レベル |
|---|---|---|
| 4桁の数字(旧) | 1万通り | 🔴 危険 |
| 6桁の数字(デフォルト) | 100万通り | 🟡 普通 |
| 英数字コード(8文字以上) | 数兆通り以上 | 🟢 安全 |
③ ロック画面からのアクセスを最小限にする 全機種対応
iPhoneを拾われたとき、ロック画面から意外なほど多くの機能にアクセスできます。コントロールセンターやSiriがロック状態で使えると、機内モードにしてFind Myを無効化されたり、Siriから個人情報を引き出されたりするリスクがあります。
最低限、以下をOFFにすることを推奨:
・コントロールセンター→ OFF(機内モード操作を防ぐ)
・Siri→ OFF(個人情報漏洩リスクを防ぐ)
・USBアクセサリ→ OFF(1時間以上ロックされたら接続不可に)

④ Apple IDの2ファクタ認証を確認する 必須設定
Apple IDは、iCloud・App Store・Apple Pay・iMessage…すべての入り口です。2ファクタ認証(2FA)をONにすると、新しいデバイスからサインインしようとしたとき、あなたのiPhoneに確認コードが届かないとログインできません。パスワードが漏れても乗っ取られない最強の盾です。
① 「2ファクタ認証」の表示を確認
②「オン」になっていればOK
③「オフ」の場合は「2ファクタ認証をオンにする」をタップして有効化

⑤ iCloudの「高度なデータ保護」をONにする iOS 16.2以降
iCloudに保存されている写真・バックアップ・メモは、通常Appleのサーバーで管理されています。万が一Appleがハッキングされた場合や、当局からの要請があった場合にデータが閲覧されるリスクがゼロではありません。「高度なデータ保護」をONにすると、エンドツーエンド暗号化が適用され、あなた以外は誰もデータを見られなくなります。
① 「高度なデータ保護をオンにする」をタップ
② 復旧キーまたは復旧用連絡先を設定(必須)
③ 確認してオンにする

保護されるデータ:デバイスバックアップ・写真・iCloud Drive・メモ・メッセージ・リマインダー・Safariブックマーク・ボイスメモなど
まとめ|5つの設定チェックリスト
- ☐ 盗難デバイスの保護をONにする(設定 → Face IDとパスコード)
- ☐ パスコードを英数字コードに変更する(8文字以上推奨)
- ☐ ロック画面のコントロールセンター・SiriをOFFにする
- ☐ Apple IDの2ファクタ認証がオンになっているか確認する
- ☐ 高度なデータ保護をONにする(iCloud完全暗号化)
5つ全部やっても10分以内に完了します。スマホの中にある個人情報・写真・決済情報を守るために、今日中に設定しておきましょう。

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