iPhoneのファイルアプリ活用法完全ガイド|iCloud Drive・Googleドライブ・PDF管理まで

iPhoneに標準搭載されている「ファイル」アプリ。「何となく使っている」「存在は知っているけど活用できていない」という方も多いのではないでしょうか。

この記事では、iCloud Drive・Googleドライブ・Dropboxとの連携方法から、PDFへの電子サイン・ZIP圧縮・USBメモリ接続まで、ファイルアプリの機能を完全網羅します。

目次

ファイルアプリとは?iOS 11以降に標準搭載されたクラウド統合ストレージ

「ファイル」アプリはiOS 11(2017年)から標準搭載された、iPhone上のファイル管理専用アプリです。iCloud DriveだけでなくGoogleドライブ・Dropbox・OneDriveなど複数のクラウドストレージを1つの画面で管理できるのが最大の特徴です。

パソコンのFinderやエクスプローラーのように、フォルダ作成・ファイルの移動・コピー・削除・共有が可能で、iPhoneだけで多くのファイル操作を完結させられます。

ファイルアプリでできること一覧(比較表)

機能 iCloud Drive Googleドライブ Dropbox ローカル(iPhone本体)
ファイルの閲覧
ファイルのアップロード
PDFマークアップ △(アプリ側) △(アプリ側)
ZIP圧縮・展開
オフラインアクセス △(事前DL要) △(事前DL要) △(事前DL要)
USBメモリ接続 ◎(iOS 13以降)

iCloud Driveのファイルを管理する方法

iCloud Driveはファイルアプリの中核となるクラウドストレージです。すべてのAppleデバイスと自動同期されるため、MacやiPadとのファイル共有が非常にスムーズです。

1

「ファイル」アプリを開き、下部の「ブラウズ」タブをタップする

2

「場所」の欄にある「iCloud Drive」をタップする

3

フォルダやファイルを長押しすると「コピー」「移動」「削除」「共有」などのメニューが表示される

4

右上の「」→「新規フォルダ」で自由にフォルダを作成できる

iCloud Driveが表示されない場合は?
設定アプリ →「[自分の名前]」→「iCloud」→「iCloud Drive」をオンにしてください。さらに「ファイル」アプリをiCloud Driveに表示するには、同画面で「このiPhoneを同期」もオンにします。

Googleドライブ・DropboxをファイルアプリにQR接続する方法

GoogleドライブやDropboxをファイルアプリに統合すると、それぞれのアプリを開かずに一元管理できるようになります。まず各アプリのインストールとログインが必要です。

1

App StoreからGoogle ドライブ(またはDropbox)アプリをインストールしてログインする

2

「ファイル」アプリを開き、「ブラウズ」タブ右上の「」→「編集」をタップする

3

「場所」の一覧に「Google ドライブ」や「Dropbox」が表示されたらトグルをオンにする

4

「完了」をタップ。以降はブラウズ画面から直接アクセスできるようになる

ポイント:一度接続しておけば、ファイルアプリ内でiCloud DriveとGoogleドライブ間のファイルをドラッグ&ドロップで移動できます(iOS 15以降)。クラウド間のファイル移動がiPhoneだけで完結します。

PDFの閲覧・マークアップ・電子サインの方法

ファイルアプリはPDFビューアとしても非常に優秀です。追加アプリなしでマークアップや署名(電子サイン)が行えます。

1

ファイルアプリでPDFファイルをタップして開く

2

右上の鉛筆アイコン(マークアップ)をタップする

3

テキスト追加・蛍光ペン・手書きなど好みのツールで注釈を入れる

4

電子サインを追加する場合:下部ツールバーの「+」→「署名」をタップし、指またはApple Pencilでサインを描く

5

「完了」をタップして保存する

ファイルを圧縮(ZIP化)・展開する方法

iOS 13以降、追加アプリ不要でファイルやフォルダをZIPに圧縮したり、ZIPを展開(解凍)したりできます。

1

【圧縮】圧縮したいファイルまたはフォルダを長押しする

2

メニューから「圧縮」をタップ。同じ場所に「アーカイブ.zip」が作成される

3

【展開】ZIPファイルをタップすると自動で展開され、同じフォルダ内に展開フォルダが作成される

複数ファイルをまとめてZIP化する方法:右上「…」→「選択」で複数ファイルを選んでから長押しすると「X項目を圧縮」が表示されます。一気にZIPにまとめられます。

USBメモリをiPhoneに接続してファイルを移動する方法(Lightning/USB-C)

iOS 13以降、対応したUSBメモリをiPhoneに接続すると、ファイルアプリ経由でファイルのやり取りができます。LightningとUSB-Cでは必要なアダプターが異なります。

iPhone端子 必要なもの 対応機種の例
Lightning(〜iPhone 14) Lightning USB-A/USB-Cアダプター + USBメモリ iPhone 14以前・旧iPadシリーズ
USB-C(iPhone 15以降) USB-C対応USBメモリ、またはUSB-Cハブ iPhone 15/16シリーズ
1

USBメモリをiPhoneに接続する(必要に応じてアダプターを使用)

2

「ファイル」アプリを開くと「ブラウズ」→「場所」にUSBメモリのアイコンが表示される

3

USBメモリ内のファイルをiPhoneのiCloud Driveやオンデバイス(このiPhone内)にドラッグまたはコピーする

4

転送完了後、USBメモリを取り外す前に「ブラウズ」に戻り、USBメモリのアイコンを長押し →「取り出す」をタップする

注意:「取り出す」を行わずにUSBメモリを抜くと、データが破損する場合があります。必ず取り出し操作をしてから取り外してください。

まとめ

  • ファイルアプリはiCloud Drive・Googleドライブ・Dropboxなど複数クラウドを一元管理できる
  • PDF閲覧・マークアップ・電子サインが追加アプリ不要で完結する
  • ZIP圧縮・展開もiOS 13以降は標準機能として使える
  • Lightning/USB-C対応アダプター経由でUSBメモリとのファイル転送も可能
  • 各クラウドサービスは「編集」画面でオン/オフを切り替えるだけで統合できる

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Q. ファイルアプリでファイルが見つからない時はどうすればいいですか?

A. まず「ブラウズ」タブ上部の検索バーでファイル名を検索してください。それでも見つからない場合は「最近使った項目」タブを確認するか、iCloud.com にWebブラウザからアクセスしてiCloud Drive上にファイルが存在するか確認しましょう。削除した場合は「最近削除した項目」フォルダに30日間保存されています。

Q. iCloud Driveの残り容量を確認する方法は?

A. 設定アプリ →「[自分の名前]」→「iCloud」を開くと、iCloudの使用状況グラフが表示されます。「ストレージを管理」をタップするとアプリごとの使用量が確認できます。またはファイルアプリのiCloud Drive画面で「…」→「情報を見る」からも確認できます。

Q. ファイルアプリで写真を管理することはできますか?

A. できます。iCloud DriveやGoogleドライブなどに保存された画像ファイルはファイルアプリ上で閲覧・移動・共有が可能です。ただし、iPhoneの写真アプリで管理している写真(カメラロール)はファイルアプリからは直接操作できません。写真アプリの「書き出し」機能でファイルアプリに移動させることは可能です。

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