【iPhone 18 Pro ディスプレイ編】Dynamic Island縮小はホント?LTPO+で電池が変わる|部品解剖シリーズ第3弾

iPhone 18 Pro ディスプレイ編 Dynamic Island縮小はホント LTPO+で電池が変わる 部品解剖シリーズ第3弾

iPhone 18 Proを部品ごとに丸ごと解剖するシリーズ、今日は第3弾・ディスプレイ編です。

あなたがiPhoneで一番長く見ている部品、どこだと思いますか。カメラでもチップでもなく、画面です。1日に何時間も見つめている、いちばん身近な部品。その画面が、9月のiPhone 18 Proで「Dynamic Islandが35%細くなる」という噂で揺れています。ただし「縮まない」という真逆のリークもあって、いま両論が真っ向からぶつかっている状態。今日は「そもそも画面ってどういう仕組み?」から、歴代iPhoneディスプレイの進化、18 Proで何が変わりそうかまで、iPhone歴17年の僕(れん)が身近な例えで丸ごと解剖します。(※18 Proの話はすべて現時点のリーク・噂です。Appleはまだ正式発表していません。)

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目次

そもそも画面って何?=光る点の集まり(画素=モザイクタイル)

画面は光る点の集まり 画素はモザイクタイルの壁画のようなもの
画面=光る点(画素)の集まり。モザイクタイルの壁画と同じ

画面の正体は、光る小さな点の集まり。この点を「画素(ピクセル)」と呼びます。例えるならモザイクタイルの壁画。遠くから見ると1枚の絵ですが、近づくと小さいタイルが敷き詰められている。iPhoneの画面も同じで、数百万個の点が赤・緑・青に光って、写真や文字を作っています。

液晶(懐中電灯)と有機EL(蛍)の違い+リフレッシュレート

液晶と有機ELの2方式 iPhoneのディスプレイ史は方式切り替えの歴史
液晶=懐中電灯+色フィルム/有機EL=蛍の大群。iPhone史は方式切替の歴史

この点をどう光らせるか、方式が大きく2つあります。iPhoneのディスプレイ史は、実はこの2方式の切り替えの歴史です。

  • 液晶(LCD)=「懐中電灯+色付きフィルム」:後ろから白いライトで全体を照らし、手前のフィルムで色と明るさを調整。安くて安定。ただし黒を出したい時もライトがつきっぱなしで、少し漏れる。だから液晶の黒はうっすら灰色に浮きます
  • 有機EL(OLED)=「蛍の大群」:点1個1個が自分で光る。後ろのライトが要らない。だから黒は点を消すだけで”本当に真っ黒”に。消えた点は電気を使わないので省エネにも効きます

もう1つだけ用語を。リフレッシュレート(Hz)=画面が1秒間に絵を書き換える回数で、例えるならパラパラ漫画の枚数。1秒60枚が60Hz、120枚が120Hz。枚数が多いほど動きがなめらかに見えます。

歴代iPhoneディスプレイ史|液晶→有機EL、60→120Hz

歴代iPhoneディスプレイ史 液晶から有機EL 60Hzから120Hz ノッチからDynamic Island
歴代史:液晶→有機EL、60→120Hz、ノッチ→Dynamic Island
  • 2007 初代:3.5インチ液晶。「全面タッチの板」というだけで世界に衝撃
  • 2010 iPhone 4Retina。画素密度を2倍の326ppiにして、文字のギザギザが消えた
  • 2014 iPhone 6/6 Plus:4.7/5.5インチに大型化。「スマホで動画」が本格化
  • 2017 iPhone X:iPhone初の有機EL。黒が真っ黒に、ほぼ全面が画面に
  • 2020 iPhone 12:この年の4機種全部が有機EL。液晶iPhoneが世代交代
  • 2021 iPhone 13 ProProMotion(最大120Hz)。10〜120Hzを自動で切り替え(車のアイドリングストップ発想)
  • 2022 iPhone 14 ProDynamic Island登場・iPhone初の常時表示・屋外2,000ニト(当時スマホ最高)
  • 2023 iPhone 15:Dynamic Islandが標準にも拡大。ノッチが消えていく
  • 2025 iPhone 17シリーズ:発表された4機種すべてに120Hz・屋外3,000ニト・反射防止コーティング

まとめると、液晶→有機EL、60→120Hz、ノッチ→Dynamic Island。「きれいに、なめらかに、じゃまな物を減らす方向に」進化し続けた歴史です。そして18 Proは——?

18 Proの噂①:LTPO+で電池が変わる(チップ編との合わせ技)

LTPO+の画面と2ナノのA20 Pro 電池を食う2大部品が同時に省エネ化
LTPO+画面+2ナノA20 Pro=電池を食う2大部品が同時に省エネ化(リーク)

1つ目のリークがLTPO+。18 Proのパネルは今のLTPOの進化版になると報じられています。ざっくり言うと「画面のサボり方が、もっとうまくなる」技術。表示の書き換えを賢く休んで、電池の消費をさらに減らす方向です。

昨日のチップ編を読んだ人はつながりが見えるはず。A20 Proの2ナノで消費電力-30%予想、そこにディスプレイ側もLTPO+で省エネ化。電池を食う2大部品(チップと画面)が両方同時に省エネになる。18 Proの電池持ちに期待がかかるのは、この合わせ技が理由です。

18 Proの噂②:Dynamic Island 35%縮小は”両論真っ二つ”

Dynamic Island 35パーセント縮小説 幅20.7mmから13.5mm Ice Universeリーク
Dynamic Island 35%縮小説(Ice Universe)。ただし縮まない説と両論・9月確定

2つ目、今いちばん揉めている噂。Dynamic Islandの縮小です。

  • 縮小説:Weiboの有名リーカー Ice Universe 氏が今年1月、「35%細くなる。幅20.7mm→13.5mm」と主張
  • 縮まない説:同じく中国の有名リーカー Digital Chat Station 氏が3月、「18 Proでは縮小されない。小型化はiPhone 19に持ち越し」と真逆の主張

今、縮む説と縮まない説が真っ向からぶつかっています。ただ流れとしては縮小説がやや優勢——5月に出回った設計図ベースのCAD画像は細くなったDynamic Islandを描いていて、BloombergのMark Gurman氏も縮小の方向を支持(小さくなるが消えはしない)。とはいえ、Appleの正式発表まではどちらもリーク。9月の答え合わせ案件です。

18 Proの噂③:Face IDは”部分引っ越し”(完全画面下はまだ先)

Face IDは投光イルミネーターだけ画面下 センサーは切り抜きに残る部分移動説
Face IDは投光イルミネーターだけ画面下=部分移動説(完全画面下はまだ先)

3つ目、Face IDの画面下移動。「18 Proで完全に画面の下に隠れる」という噂も一時期ありましたが、最新の報道では、完全な画面下Face IDは技術がまだ間に合っていないとされています。

現実的と見られているのは部分移動説。Face IDの部品のうち、顔を照らす投光イルミネーターだけを画面の下に移し、残りのセンサーと自撮りカメラは小さくなった切り抜きに残す。この「一部だけ引っ越し」が、さっきの35%縮小の理屈になっています。なぜ完全画面下が難しいか——Face IDは赤外線(見えない光)を顔に当てて跳ね返りを読みますが、それを画面の下からやるのはすりガラス越しに懐中電灯で照らすようなもの。画面の層が邪魔をして光が弱まる。顔認証はセキュリティの要なので精度は落とせない。だから照らす側だけ画面下、読み取る側は外に残す——Appleらしい堅実な進め方です。切り抜きが完全に消えるiPhoneに向かう、長い引っ越し計画の第一歩になりそうです。

なお画面サイズは6.3インチと6.9インチで17 Proから据え置きの見込み。9月に出るのは18 Pro/Pro Max/初の折りたたみで、標準の18は来年春に回ると報じられています。

豆知識|ディスプレイ原価$80・修理代・作るのはSamsung/LG

iPhone 17 Pro Maxのディスプレイ原価は約80ドル チップと並ぶ最高クラスの部品
ディスプレイ原価は約80ドル=チップと並ぶ最高クラスの部品(分解推定)
  • 原価:分解調査の推定で、iPhone 17 Pro Maxのディスプレイは1枚約80ドル。部品全体が約408ドルの試算なので、約90ドルのチップと並ぶ最高クラスに高い部品
  • 修理代:Apple公式の保証外だと、iPhone 17の前面画面交換で53,800円。AppleCare+なら画面のひび割れは3,700円。よく割る人は機種選びの材料に
  • 作っているのは:18 Pro向けLTPO+パネルはSamsung DisplayとLG Displayが供給と報じられています。ライバルSamsungのグループ会社が、iPhoneの最高クラスの部品を作る——業界の面白いところ
  • 17eは60Hz:今年3月のiPhone 17eはProMotionなしの60Hz・最大800ニトと控えめ。画面のコストを削って99,800円を実現。ディスプレイは値段の差がいちばん素直に出る部品です

【ディスプレイ目線】買い替え判定+まとめ

電池持ちなら18 Pro待ち 見た目のIsland縮小狙いは9月の発表を見てから
電池持ちなら18 Pro待ち/Island縮小(見た目)狙いは両論なので9月まで待つ

ディスプレイ目当ての買い替え判断。あなたが画面に何を求めるかで答えが分かれます。

  • 120Hzのなめらかさが欲しいだけ → 18 Proを待つ必要なし。去年の17(標準)にも120Hzが載っていて、129,800円の17で十分
  • 電池持ちを本気で良くしたい → 18 Proを待つ価値あり。LTPO+の画面+2ナノA20 Pro、電池を食う2大部品が同時に省エネ化される久しぶりの世代
  • Dynamic Islandの縮小(見た目)狙い → 両論が割れているので9月の発表を見てからが正解
  • 今60HzのiPhone(11・12・SEなど) → 18 Proを待たなくても、120Hzに替えた瞬間スクロールのなめらかさに感動できます(7/4の「買い時」記事参照)

まとめると、18 ProのディスプレイはLTPO+で電池持ちに効く進化Dynamic Island 35%縮小説。ただし縮小には「されない」という真逆のリークもあって、9月の答え合わせ案件。完全な画面下Face IDはまだ先で、今回は投光イルミネーターだけの部分引っ越し説が有力です。ディスプレイの進化のいいところは「全員が毎日恩恵を受ける」こと。LINEを返すのも地図を見るのも必ず通る部品なので、ここの進化は誰にとっても裏切りません。次回は部品解剖シリーズ第4弾・フレーム筐体編。アルミ継続かチタン復活か、新色ダークチェリーとは——外側の「ガワ」を解剖します。

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部品解剖シリーズ第4弾は「フレーム筐体編」。チタン復活・新色ダークチェリーを解剖します。
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この記事を書いた人

iPhone専門ブログ「reniphone.com」運営。iPhone歴3GSから17年・iPhone7台所有のマニア。家族3人でドコモ→ワイモバ&楽天モバイル乗り換えで年間25万円の通信費削減を実現。TikTok @ren_works(フォロワー約7.3万人)/ YouTube れん|iPhone先生(登録者約2.2万人)。

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