iOS 27は、iPhone 11以降なら入ります。SEも第2世代から対象です。今年は切られた機種がひとつもありませんでした。毎年どこかで線が引かれるのがふつうなので、これは珍しいことです。
ただ、ここに落とし穴があります。iOS 27が入ることと、iOS 27の機能が全部使えることは、別です。対応機種は3段に分かれていて、しかも同じ「iPhone 15」でも無印とProで結果が変わります。
この記事は、YouTubeで公開した「iOS 27 神機能」の連動記事です。動画の最後でお伝えした機能ごとの対応機種の表はこの記事の中ほどにあります。動画は5つの章に分けて話しましたが、表なら、ご自分の機種の行だけ見れば済みます。
動画の最後でお話しした「機能ごとの対応機種の表」はこちらです。 機種の側からと、機能の側からの2枚を用意しました。 まずはご自分の機種の行を見てください。
まず、3段の構造だけ押さえてください


ここを混ぜて説明している記事がかなり多いのですが、「iPhone 11以降で全部使える」わけではありません。3段あります。
| 段 | 何が使えるか | 対応機種 | 確度 |
|---|---|---|---|
| ① iOS 27 本体 | アップデートそのもの。体感が変わる6つはここに入っています | iPhone 11以降+SE(第2世代以降) | 🟢 Apple公式 |
| ② Apple Intelligence | 文章の書き直し/長い文の要約/写真の中の不要なものを消す/絵を作る | 15 Pro・15 Pro Max・16以降 | 🟢 Apple公式 |
| ③ いちばん進んだ端末内AI | 端末の中で動くAIのうち、最も重いもの | 17 Pro・17 Pro Max・Air | 🟡 観測(Apple未発表) |
※★③はApple公式で線が出ていません。海外メディアの記述にもとづく観測なので、機能名まで特定されているわけではありません。
この3段さえ分かっていれば、9月に慌てずに済みます。そして、ほとんどの方にとって重要なのは1段目です。後で書きますが、いちばん体感が変わるところは、iPhone 11以降なら全部来ます。
【この記事だけ】あなたのiPhoneの行を見てください

ご自分の機種を探して、その行だけ見てください。○が使えるもの、✕が使えないものです。
| あなたの機種 | ① iOS 27 本体 | ② Apple Intelligence | ③ いちばん進んだ端末内AI |
|---|---|---|---|
| iPhone 11 / 11 Pro / 11 Pro Max | ○ | ✕ | ✕ |
| iPhone 12 / 12 mini / 12 Pro / 12 Pro Max | ○ | ✕ | ✕ |
| iPhone 13 / 13 mini / 13 Pro / 13 Pro Max | ○ | ✕ | ✕ |
| iPhone 14 / 14 Plus / 14 Pro / 14 Pro Max | ○ | ✕ | ✕ |
| iPhone 15 / 15 Plus | ○ | ✕ 対象外 | ✕ |
| iPhone 15 Pro / 15 Pro Max | ○ | ○ ここから | ✕ |
| iPhone 16 / 16 Plus / 16 Pro / 16 Pro Max / 16e | ○ | ○ | ✕ |
| iPhone 17 / 17e | ○ | ○ | ✕ |
| iPhone Air / 17 Pro / 17 Pro Max | ○ | ○ | 🟡 ○(観測) |
| iPhone SE(第2世代 / 第3世代) | ○ | ✕ | ✕ |
※★iPhone 10以前はiOS 27の対象外です(この表に行がありません)。②の線はApple公式の対応機種リストにもとづきます。★③だけは観測なので、9月に確報へ変わる可能性があります。
赤い行が2つあります。ここが、いちばん間違えられているところです。
iPhone 15の無印と、15 Plusは、Apple Intelligenceに入りません。 入るのは15 Proと15 Pro Maxだけです。理由は、載っているチップが違うからです。 同じ年に出た同じ名前のiPhoneでも、無印とProで中身が別というのは、珍しいことではありません。
この2つを「15」でひとまとめにすると、外します。 ネット上の記事でも、ここが混ざっているものをよく見かけます。
いま15の無印や15 Plusをお使いで、iOS 27のAIを楽しみにしていたなら、そこは先に知っておいてください。 iOS 27そのものは入ります。体感が変わる6つも、ちゃんと来ます。AIの機能だけが対象外です。
【この記事だけ】機能ごとの対応機種

今度は機能の側から並べます。「この機能は、自分の機種で使えるのか」を確かめたいときは、こちらを見てください。
| 機能 | 必要なもの | 確度 |
|---|---|---|
| アプリの起動が最大30%速く | ① iPhone 11以降なら全部 | 🟢 Apple公式 |
| 写真の表示が最大70%速く | ① iPhone 11以降なら全部 | 🟢 Apple公式 |
| Liquid Glassの透明度を自分で選べる | ① iPhone 11以降なら全部 | 🟢 Apple公式+ベータの実物で確認 |
| アラーム・タイマー・システム音の個別音量 | ① iPhone 11以降なら全部 | 🟢 Apple公式 |
| Safari「このページが変わったら教えて」 | ① iPhone 11以降なら全部 | 🟢 Apple公式 |
| ホーム画面の超特大ウィジェット | ① iPhone 11以降なら全部 | 🟢 Apple公式 |
| スクリーンタイムがリアルタイムに | ① iPhone 11以降なら全部 | 🟢 Apple公式 |
| 文章の書き直し/要約/写真の不要物を消す/絵を作る | ② 15 Pro・15 Pro Max・16以降 | 🟢 Apple公式 |
| いちばん進んだ端末内AI | ③ 17 Pro・17 Pro Max・Air | 🟡 観測 |
| 新しいSiri | ⬜ まだ誰も使えません(下で説明します) | 🟢 未提供であることは確報 |
※★「①なら全部」は、iPhone 11以降とSE(第2世代以降)という意味です。★30%と70%は別のものを指しています。全部が70%速くなるわけではありません。
数字のところだけ、正確に書いておきます。30%はアプリの起動、70%は写真の表示です。この2つは別のものを指していて、全部が70%速くなるわけではありません。効きかたでいうと、新しいiPhoneより動きが重くなってきた古いiPhoneのほうが、違いを感じやすいはずです。速さの底上げは、遅いところほど目立つので。
8月に出たロック画面の新機能(対応機種は、まだ発表されていません)

ベータで4つ見つかっています。ただしこの4つは、どの機種で使えるのかが発表されていません。表でも空欄のままにしてあります。
| 機能 | 内容 | 対応機種 | 確度 |
|---|---|---|---|
| ① Extend Wallpapers | AIで写真の外側を描き足して、比率を合わせたり水平線を直したりする | ⬜ 未発表 | 🟡 ベータ報告 |
| ② Image Playgroundで壁紙 | 写真からレトロ風・アニメ風にしたり、文章から壁紙を作れる | ⬜ 未発表 | 🟡 ベータ報告 |
| ③ 時計を小さくして動かせる | ロック画面の時計のサイズと位置を変えられる | ⬜ 未発表 | 🟡 ベータ報告 |
| ④ Now Playingをスワイプで消せる | 音楽再生中の表示を、指で払って消せる | ⬜ 未発表 | 🟡 ベータ報告 |
※★対応機種の欄が空いているのは、手抜きではありません。元の報告に機種・チップ・Apple Intelligenceが必要かどうかの記載が一切ないためです。★「情報がない」を「全機種で使える」と言い換えないでください。出どころ=海外メディアのベータ実機報告(2026年8月5日)。
ひとつ言えるとすれば、①と②はAIで画像を作る機能なので、ここで段が分かれる可能性は高いと思っています。ただこれは僕の見立てであって、Appleが言ったことではありません。「たぶんこうだろう」で表を埋めると、それが独り歩きするので、空欄のままにしておきます。
新しいSiriは、まだ使えません

ここはいちばん誤解されているところなので、実機で確かめた結果をそのまま書きます。 公開ベータのiOS 27を入れた端末で新しいSiriを開くと、「順番待ちに参加」という表示が出るだけです。 つまりまだ誰も使えていません。
それと、英語に設定した端末が先に対象になります。日本語は後です。 ここも、順番があります。
★提供時期は、Appleが出していません。 ですので、この記事でも「いつ来る」とは書きません。新しいSiriを理由に買い替えるのは、いまの時点ではおすすめしません。 使えるようになってから考えても、遅くありません。
体感が変わる6つはiPhone 11以降なら全部来ますので、
iOS 27を理由に買い替える必要は、ほとんどの方にはありません。
そのうえで、電池がもたないなど別の理由で買い替えを考えている方だけ、実際に払う額は下取り・認定整備済・ポイント還元・通信費の見直しで変わります。
👉 iPhoneを安く買う方法7選【2026年版】
【この記事だけ】あなたの機種別・やること
動画では全員に向けた結論しか言えませんでしたが、機種によってやることは変わります。ここは記事だけの追加です。
- iPhone 11〜14をお使いの方:体感が変わる6つは全部来ます。AI機能は対象外ですが、そこは買い替えの理由になりにくいです。9月にアップデートするだけで十分です
- iPhone 15・15 Plusをお使いの方:ここだけ注意です。AI機能は対象外です。ただしいま使えていないものが使えなくなるわけではありません。増えないだけです
- iPhone 15 Proをお使いの方:2段目に入っています。日本語で文章の書き直しや要約が動きます。買い替えずに新機能を受け取れる側です
- iPhone 16以降をお使いの方:2段目まで全部入っています。やることはありません
- ベータを試したい方:設定 → 一般 → ソフトウェアアップデート → ベータアップデート、から入れられます。ただしベータは不安定なことがあります(アプリが落ちる、電池の減りが早い等)。メインの端末では慎重に
- 新しいSiri目当ての方:いまは待つ以外にありません。順番待ちの表示が出るだけで、日本語はさらに後です
🔗 出どころ(自分で確かめられます)
- ✅ iOS 27の対応機種(iPhone 11以降+SE第2世代以降)=Apple公式の対応機種リスト
- ✅ Apple Intelligenceの対応機種(15 Pro・15 Pro Max・16以降)=Apple公式。15の無印・15 Plusがリストに載っていないことが根拠です
- ✅ アプリ起動 最大30%/写真表示 最大70%=Apple公式発表
- ✅ Liquid Glassの透明度調整=Apple公式発表+ベータの実物で確認
- ✅ 新しいSiriが「順番待ち」表示のみ=公開ベータを入れた実機で確認(2026年7月14日)
- 🟡 いちばん進んだ端末内AIが17 Pro・17 Pro Max・Air=海外メディアの記述。Apple公式では機能ごとの線が出ていません
- 🟡 ロック画面の新4つ=海外メディアのベータ実機報告(2026年8月5日)
- 🟡 正式版が9月中旬あたり=各社の見込み。Appleは日にちを出していません
- ⬜ ロック画面4つの対応機種=発表されていません
- ⬜ 新しいSiriの提供時期=Appleが出していません
まとめ
- iOS 27はiPhone 11以降なら入ります。今年は切られた機種がありません
- ただし機能は3段に分かれます。「入ること」と「全部使えること」は別です
- iPhone 15の無印と15 PlusはAI機能の対象外です。同じ15でも、Proだけが入ります
- 体感がいちばん変わる6つは、iPhone 11以降なら全部来ます。ここが「買い替えなくていい」の中身です
正式版は9月中旬あたりと見込まれていますが、Appleはまだ日にちを出していません。そこも含めて、決まったらこの記事を更新します。
- 2026年8月8日:公開(iOS 27の対応機種を機能ごとに整理)
ロック画面4つの対応機種が発表されたら、空欄を埋めます。 正式版の配信日が決まったとき、そして新しいSiriが実際に使えるようになったときも、ここに追記します。
