📌 動画で言っていないもの=Appleの3つの文書の要点表(原文のリンク・公開日・日本語版があるか)と、届いたら最初の1時間にやることのチェックリスト(Appleの手順と僕の心がけを分けて)、中古・未使用の値段(売るとき/買うときを分けて・2026年10月26日の朝)。
① Duoの発売の前後に、Appleが自分から出した文書が3つあります。ヒンジの点検の手順・純正のTouch IDボタン・ケースを付けたときの画面の設定です。
② ヒンジの文書は、不具合を認めた発表ではありません。修理をする人向けの手順書で、ほかのiPhoneにも同じ形のページがあります。
③ ケースの設定は、Appleの中で日本語の表記が「左端を移動」と「左端をシフト」の2通り。場所はどちらも「設定」→「画面表示と明るさ」です。
同じ題材の動画を、10月26日の17時に公開しました(すぐ下)。この記事には、動画に入りきらないものを置いてあります(Appleの3つの文書の要点表(原文・公開日・日本語版の有無)と、届いたら最初の1時間にやることのチェックリスト)。
この記事は、Duoを予約して待っている人、買うか迷っている人、届いてすぐ困らないように先に知っておきたい人に向けて書いています。僕のDuoはまだ届いていません(届く予定は11月10日〜17日)。なので、使った感想ではなく、Appleの文書に書いてあることと、届いたら僕がやるつもりのことを分けて書いています。
【この記事だけ】Appleが自分から書いた3つの文書(要点表)
| 文書 | 何の文書か | 要点 | 公開日 | 日本語版 |
|---|---|---|---|---|
| iPhone Duo Troubleshooting Hinge Issues | 修理をする人向けの手順書(点検の順番) | 症状5つと点検の手順。ヒンジの問題に、診断やソフトでの直し方はない。直らなければ内側のディスプレイの一式を交換 | 2026年10月23日 | なし(日本のページも英語の本文) |
| iPhone Duoの純正Touch IDボタンについて | 修理のときの部品の話 | 交換は純正部品と、トレーニングを受けた技術者で。キャリブレーションが終わるまでTouch IDは使えない。「設定」→「一般」→「情報」で「純正部品」と出る | 2026年10月24日 | あり |
| iPhone Duo Caseを設定する方法 | 純正ケースの付け方と画面の設定 | 粘着テープで貼る。背面カバーを付けると案内が出て、「画面表示と明るさ」→「Shift Left Edge(左端をシフト)」 | 2026年10月24日(英語版は10月22日) | あり |
| iPhoneユーザガイド「ケースを装着したときにディスプレイを調整する」 | 使い方の説明 | 外側の画面の左端をケースが覆うとき、「画面表示と明るさ」→「左端を移動」 | — | あり |
★4つとも2026年10月26日に開いて確かめました(ケースとユーザガイドは同じ設定の説明なので、「3つ」はヒンジ・Touch ID・ケースの設定です)。
★ヒンジとTouch IDの文書は、Duoの修理マニュアル(英語)の目次にも並んでいます。画面・ボタン・Wi-Fiなどの「〇〇 Issues」のページもあり、ヒンジだけが特別に出たものではありません。
ヒンジの文書(症状と点検の手順)
| 書いてある症状(原文) | 日本語にすると |
|---|---|
| Device won’t open or close completely | 完全に開かない、または閉じない |
| Unexpected noise while opening or closing the device | 開け閉めのときに音がする |
| Loose hinge | ヒンジがゆるい |
| Bent or broken hinge | ヒンジの曲がり・破損 |
| Enclosure damage that affects hinge operation | ヒンジの動きに影響する本体の傷み |
★Appleの文書(英語)より。日本語はこちらで訳したものです。
点検の手順は、まず他社のケースや画面の保護シートを外す。そして、Appleは『There aren’t diagnostics or software remedies for hinge issues.』(ヒンジの問題に、診断やソフトでの直し方はない)と書いています。再起動やアップデートでは直らない、ということです。そのうえで、開け閉めの音や、ゆるさ・固さを確かめ、ヒンジに沿ってほこりやゴミが無いかを見ます。それでも直らないときは、内側のディスプレイの一式を交換する流れです(ヒンジだけを替える手順なのかは、Appleは書いていません)。
外の話も少しだけ。海外の耐久テストの動画では、ほこりでヒンジの磁石が効かなくなった、という結果も出ています(1台のテストです)。海外の報道で、もう1つ出ている話があります。9to5Macによると、内側の画面がヒンジに沿って割れた、というネットの持ち主の報告が10件ほどあるそうです。どれくらい広がっているかは分かっていません。Appleはまだ答えていません。いっぽうでAppleInsiderは、店の関係者に聞いたところ、割れて持ち込まれた例は見ていないと伝えています。発売の翌日の記事です。
純正のTouch IDボタンの文書(故障ではなく、修理のときの話)
Appleは、Touch IDのボタンを交換するときは『純正のiPhone Touch IDボタン部品を使用する、トレーニングを受けた技術者が修理を行うことが重要です。』と書いています。そして、キャリブレーション(調整)が終わるまで、Touch IDでロックを開けたり、支払いをしたりはできません。純正でない部品でも、パスコードとSiriは使えるそうです。
| 「設定」→「一般」→「情報」の「Touch IDボタン」の横 | 意味(Appleの説明) |
|---|---|
| 純正部品 | 純正の部品で、正しく修理・調整されている |
| 修理を完了 | 修理の途中(修理アシスタントで修理を完了するまで) |
| 中古 | 別のiPhone Duoのボタンと交換して、調整が終わったもの |
★Apple「iPhone Duoの純正Touch IDボタンについて」より(2026年10月26日確認)。中古で買うときの確認にも使えます。
ちなみに、Touch IDの別の文書(英語)には、指紋センサーが反応しにくい体質の人もいて、それは故障ではないとも書いてあります。ここからは僕の本音ですが、やっぱりFace IDのほうが断然いいです。洗い物が多くて、冬は手が荒れてTouch IDが効かないことがあります(今までの機種での話です)。違う指をいくつか登録しておくつもりです。
【この記事だけ】ケースの設定の場所と、2通りの表記
| Appleのどこ | 表記 | 道順 |
|---|---|---|
| iPhoneユーザガイド | 左端を移動 | 「設定」→「画面表示と明るさ」→「左端を移動」をオン |
| サポート文書「iPhone Duo Caseを設定する方法」 | Shift Left Edge(左端をシフト) | 「設定」→「画面表示と明るさ」→「Shift Left Edge(左端をシフト)」をオン |
★どちらも「ケースが外側の画面の左端を覆うとき、画面の中身を内側にずらす」設定です。実際の画面の表記は、僕のDuoが届いたら確かめてここに書き足します。
★純正ケースは粘着テープで貼るタイプ。前面カバーは右上と右下の角を合わせてから、背面カバーはカメラに近い上の端から付けます(Appleの手順)。
僕は、純正のケースは高いので、他社のケースにするつもりです。本体が254gと重いので、ケースはできるだけ軽くて、ちゃんと守れるもの。内側の画面のフィルムも売っていたので、付けたらどう折りたためるのかも試したいです。
【この記事だけ】届いたら最初の1時間にやること(チェックリスト)
| やること | どこから | |
|---|---|---|
| ☐ 1 | ケースを付ける前に、家で裸のまま開け閉めしてみる(音・ゆるさ・固さ・開くときの最初の力・閉めるときの感じ) | 👤 僕(Appleの点検の項目と同じ) |
| ☐ 2 | ヒンジに沿って、ほこりやゴミが無いか見る | 🍎 Apple(点検の手順) |
| ☐ 3 | 「設定」→「一般」→「情報」で、Touch IDボタンが「純正部品」か見る | 🍎 Apple |
| ☐ 4 | Touch IDに、指をいくつか登録しておく(手が荒れたとき用) | 👤 僕 |
| ☐ 5 | ケースを付けたら、「設定」→「画面表示と明るさ」の左端の設定を見る(表記は2通り) | 🍎 Apple |
| ☐ 6 | 外側・内側のフィルムを付けて、折りたたみ方を確かめる | 👤 僕 |
| ☐ 7 | 開け閉めのアニメーションと、動画を見たときの感じを見る | 👤 僕 |
| ☐ 8 | 左右の画面で別々のことをする(AIを使うときの作業感・片手でできること/両手でできること) | 👤 僕 |
★🍎 Apple=Appleの文書にある手順・確認。👤 僕=僕がやるつもりのこと(Appleの案内ではありません)。
★僕は、閉じるときに画面の真ん中を押さない、ほこりに気をつける、も心がけるつもりです(これも僕の心がけで、Appleの案内ではありません)。
【この記事だけ】中古・未使用の値段(売るとき/買うとき・2026年10月26日の朝)
発売から3日目の値段です。まだ動いている値段なので、1つの数字ではなく、売るときと買うときを分けて、幅で並べます。
| 256GBの値段(2026年10月26日の朝に見たもの) | 出どころ・確かさ | |
|---|---|---|
| Appleの値段(新品) | 364,800円(税込) | 🟢 Apple 購入ページ |
| 売るとき(お店の買取) | 未使用品 325,000円/中古 252,000〜315,000円(状態で幅) | 🟡 イオシスの買取価格表(docomo・au・SoftBank・楽天・国内版SIMフリーで同じ) |
| 買うとき(フリマで売れた値段) | 40万〜50万円(売れた12件)。「新品未開封」と書かれたものは43万〜47万円 | 🔵 メルカリの「売り切れ」の表示(売れた日時は画面に出ない・手数料と送料の差し引き前・出品者の説明は確かめていない) |
★売るときと買うときは、向きが逆の値段です。同じ行で比べないでください。
★発売3日目で、フリマで売れた値段はAppleの値段より高く、お店の買取はAppleの値段より低い。まだ落ち着いていない、と見るのが自然だと思います。
★512GB以上の買取の値段は、イオシスの表にあります(容量が大きいほど高い)。じゃんぱら・ゲオは、この朝はページが開けませんでした。
僕の予想では、中古の値段はしばらく落ち着かないと思います(これは僕の見立てです)。中古で買うなら、前の人がケースを使っていたか、ヒンジにほこりが入らないように使っていたかが気になります。Touch IDボタンが純正部品かは、上の「設定」→「一般」→「情報」で見られます。開け閉めの音やゆるさも、Appleの点検の項目と同じところを見ておくと安心だと思います。
3つの文書を読んだうえでの、僕の考え
Appleは不具合を認めたわけではありません。でも、ヒンジにこういう症状がありうる、と自分から書いています。部品の数が多いと、故障のリスクもそれなりに上がる。しかも、今までのiPhoneとは違う動きをします。1世代目は、ここからどんどん良くなっていく途中の1台目だと思っています。なので正直、メインのiPhoneとして買うのは、すすめません。メインなら、完成されている18 Proや17 Pro、無印のほうが優れていると思います(18 ProとAirの記事)。本当に大きな画面が必要なら、iPad miniと一緒に使うほうが現実的です。それでも、新しいものに触れたい、Appleが折りたたみとどう向き合ったかを自分で確かめたい、という人は、買うしかないのかなと思います。僕も、体験を買う感じです。
Duoの海外レビューと日本での買い方は10月23日の記事、僕の予約の夜の記録は10月17日の記事にまとめています。
🔗 出どころ(自分で確かめられます)
- Apple … Troubleshooting Hinge Issues・純正Touch IDボタンについて・iPhone Duo Caseを設定する方法・ユーザガイド(ケースを装着したとき)・Troubleshooting Touch ID Issues・修理マニュアル
- 報道 … 9to5Mac(2026年10月25日・内側の画面の報告)・AppleInsider(2026年10月24日・店の関係者への取材)
★2026年10月26日に確かめました。
