📌 動画で言っていないもの=9つの「言われていること」と公式の原文を並べた表(確かめたページのURLつき)、Appleの広告が使う情報・使わない情報の表、9か所の道順の一覧(チェックリストとして使えます)、Appleのユーザガイドと僕の画面で言葉が違うところ、僕のiPhoneの「不明な発信者」の画面。
① 「危険設定5選」のうち、公式が理由ごと支持しているのは2つ=ロック中のアクセス(Apple)とLINEのログイン許可(LINE公式)。
② 残りの3つ(広告・AirDrop・利用頻度の高い場所)は、Appleのページの書き方と食い違っていました。AirDropは、iOS 16.2以降なら「すべての人」が10分で戻ります。
③ 「月1回」という頻度の根拠は、Appleのページに見当たりませんでした。5選の外では、電話の「不明な発信者」も見ておきたい設定です。
同じ題材の動画を、10月21日の17時に公開しました(すぐ下)。この記事には、動画に入りきらないものを置いてあります(9つの言われていることと公式の原文の表/Appleの広告が使う情報・使わない情報/9か所の道順の一覧/ユーザガイドと実機で言葉が違うところ/僕の不明な発信者の画面)。
この記事は、「危険設定」「月1回はこれ」という動画を見て、自分のiPhoneも何か変えたほうがいいのか気になっている人に向けて書いています。元の動画を下げたいわけではありません。言われていることを、Appleのページ(とLINEの公式ガイド)の原文に1つずつ当てて、どこが同じでどこが違うかを並べました。
【この記事だけ】9つの「言われていること」と、公式の原文
| 言われていること | 公式の原文(要点) | 読み方 | 出どころ |
|---|---|---|---|
| 危険設定5選 | |||
| ロック中のコントロールセンターは、誰でも操作できる | 『ある機能へのロック画面からのアクセスをオフにすると、あなたのiPhoneを持っているほかの人が、その機能に含まれている可能性のある個人情報…を見ることができなくなります。ただし、あなた自身もそれらの情報に素早くアクセスできなくなります。』 | 公式が理由ごと支持(不便になる面も書いてある) | Apple ユーザガイド |
| LINEのログイン許可がオンだと、別の端末からログインされる | 『この機能はデフォルトではオンになっていますが、オフに設定を変更することで、乗っ取り対策に有効です。』 | 公式が理由ごと支持 | LINEみんなの使い方ガイド |
| Appleの広告がオンだと、行動の履歴が広告会社に送られる | 『Appleの広告プラットフォームは、個人データを他社と共有しません。』『広告主…に、個人を特定しないデータを提供します。』 | 書き方が食い違う(渡さないのは個人データ。個人を特定しないデータは渡す) | Apple(Appleの広告とプライバシー) |
| AirDropが「すべての人」のままだと危険 | 『iOS 16.2以降では、「すべての人(10分間のみ)」の設定が10分後に変わります。Apple Accountにサインインしている場合は「連絡先のみ」に戻ります。』 | iOS 16.2以降なら食い違う(それより前のiOSなら、元の注意が当てはまる) | Apple サポート |
| 利用頻度の高い場所がオンだと、自宅や職場がネット上でバレる | 『“利用頻度の高い場所と経路”はエンドツーエンドの暗号化を使用してデバイス間で同期されるため、Appleが読み取ることはできません。』 | 書き方が食い違う | Apple(位置情報サービスとプライバシー) |
| 「月1回はこれ」の4つ | |||
| バッテリーの最大容量が80%以下なら、買い替えのサイン | 設計の目安=14以前は500回、15以降は1,000回の充電で80%を維持。劣化が著しいと『お使いのバッテリーは著しく劣化しています』と出る | 80%で買い替え、の線は無い。メッセージが何%で出るかも書かれていない | Apple サポート |
| 月1回再起動すると、不具合を防げる | 再起動のやり方と、『デバイスがフリーズする場合や反応しない場合は、デバイスを強制的に再起動してください。』 | 頻度の文は無い | Apple サポート |
| LINEのキャッシュを消さないと重くなる | キャッシュの削除は、LINEを軽くする操作として案内されている(トーク履歴は消えない) | 頻度の文は無い | 5月の容量の記事 |
| Instagramのログインの場所を見る | 最近ログインした端末を確かめて、覚えのないものはログアウト | 見ておく価値はある。頻度の文は無い | Instagram ヘルプ |
★2026年10月21日の朝に、各ページを開いて確かめた原文です(AirDropのページは公開日 2026年10月5日)。「読み方」の列は、こちらで書いたまとめです。
★元の動画の名前と再生数は、この記事には書きません。
本当に見る2つ(公式が理由ごと支持)
| ロック中のアクセス | LINEのログイン許可 | |
|---|---|---|
| 道順 | 設定 → Face IDとパスコード(ホームボタンのあるiPhoneはTouch IDとパスコード)→「ロック中にアクセスを許可」 | LINEの[ホーム]→歯車の設定 →[アカウント]→[ログイン許可] |
| オフにすると | iPhoneを手に取った人が、その機能の個人情報を見られなくなる | パソコン・タブレットからログインできなくなる(乗っ取り対策) |
| 不便になること | 自分もすぐには見られなくなる(Appleのページにある注意) | パソコン版のLINEを使っている人は、ログインできなくなる |
| 僕の場合 | ロック中のコントロールセンターはオンでした。使うのは、撮影用の画面収録とアラームぐらい | パソコン版のLINEも使っています。時間がたつと、QRコードを読み取ってログインする形にしています |
★LINEのガイドには、ほかに「知らない端末からログインがあるとスマートフォンに通知が届く」「ログイン中の端末を確かめられる」もあります。LINEの画面は2026年10月時点のものです。
📷 僕の18 Proの画面で(2026年10月21日の朝・iOS 27):ロック中のコントロールセンターはオン、LINEのログイン許可もオンでした。


左=「ロック中にアクセスを許可」の一覧/右=LINEの「アカウント」の「ログイン許可」(名前などは写していません)
食い違っていた3つのうち2つも、僕の画面で見てみました。AirDropの3つめの選択肢は、画面でも「すべての人(10分間のみ)」。利用頻度の高い場所の画面には、「暗号化されていてAppleから閲覧されることはありません」と出ていました。


左=AirDropの選択肢(僕は「連絡先のみ」)/右=「利用頻度の高い場所と経路」の説明と記録の件数(地図と場所の名前は切っています)
【この記事だけ】Appleの広告が使う情報・使わない情報(原文から)
| Appleのページの書き方 | |
|---|---|
| 他社に渡すか | 『Appleは、個人データを他社と共有しません。』データブローカーとも共有しない |
| 渡すもの | 広告主や戦略的パートナーに『個人を特定しないデータを提供します。』 |
| 使う情報の例 | Apple Accountの名前・住所・年齢・性別・デバイス/ダウンロードや購入したもの・サブスクリプション など |
| 使わない情報 | 『Apple Payの取引やヘルスケアアプリのデータは、Appleの広告プラットフォームによってアクセスされたり広告目的に使用されたりすることはありません。』 |
| 配信の条件 | パーソナライズされた広告は『5,000人以上のユーザが広告主によって選択されたターゲット基準に該当する場合のみ配信されます。』 |
| オフにすると | Appleは個人情報を広告のパーソナライズに使わなくなる。ただし『受信する広告の数が減るとは限りません』 |
★出どころ=Apple「Appleの広告とプライバシー」(2026年10月21日)。オフにする手順は10月18日の広告の設定の記事にあります。
🔋 「月1回」と言われていたバッテリーも、僕の画面で:僕の18 Pro(9月から使用)は、最大容量100%・充放電回数25回でした。画面の説明は『これは、新品時と比較したバッテリー容量の基準です』で、何%で買い替え、という文はありません。


左=設定 → バッテリー/右=「バッテリーの状態」(2026年10月21日 8時11分)
5選の外で、見ておきたい電話の設定
ひとつは「不明な発信者」です。設定 → アプリ → 電話 の中にあります。僕のiPhone(iOS 27)では、見出しが「不明な発信者をスクリーニング」で、3つから選べました。

僕のiPhoneの「設定」→「アプリ」→「電話」(2026年10月20日 13時36分・iOS 27)。「通話の理由を尋ねる」にチェックが入っています
| 選ぶもの | 僕の画面(iOS 27)の説明 | Appleのユーザガイドの書き方 |
|---|---|---|
| しない | 『保存されていない番号からの着信は鳴り、不在着信は履歴リストに表示されます。』 | 名前は「なし」 |
| 通話の理由を尋ねる | 『保存されていない番号からの着信の場合、発信者に詳細情報を尋ねてからiPhoneの着信音が鳴ります。通話/データ通信料がかかる場合があります。』 | 『未知の番号からの通話では、iPhoneで着信音を鳴らす前に、詳細情報が求められます。』 |
| 消音 | 『保存されていない番号からの着信の場合、着信音が鳴らずに留守番電話に送られて、番号が履歴リストに表示されます。』 | 『消音にされて留守番電話に送られ、履歴リストに表示されます。』 |
★Appleのユーザガイド(iphe4b3f7823)と、僕のiPhoneの画面とで、1つ目の名前が「なし」と「しない」で違っていました。iOSのバージョンで変わることがあります。
僕は「通話の理由を尋ねる」にしています。2年ぐらい前に電話番号とLINEが全部消えてしまったことがあって、それから、かかってくるのが知らない番号ばかりになったからです。
もうひとつは電話の履歴です。履歴を押したら、そのまま電話がかかってしまった、という話があります。電話アプリには「統合」と「クラシック」の2つの表示があり、Appleのガイドでは、統合の表示なら通話をタップすると詳しい情報が開きます。僕は電話をすること自体が少なくて、履歴から1回でかかってしまったことは特にありません。
電話アプリの右上を押すと、「クラシック」と「統合」を切り替えられます。僕の画面はクラシックでした。

電話アプリの右上の表示の切り替え(履歴の部分は写していません)
【この記事だけ】9か所の道順の一覧(チェックリスト)
| 場所 | 見たら | |
|---|---|---|
| 1 | 設定 → Face IDとパスコード →「ロック中にアクセスを許可」 | 使わないものはオフ(自分もすぐ見られなくなる点も込みで) |
| 2 | LINE[ホーム]→ 歯車 →[アカウント]→[ログイン許可] | パソコン版を使わないならオフを検討 |
| 3 | 設定 → プライバシーとセキュリティ → Appleの広告 →「パーソナライズされた広告」 | 好みで(他社に個人データは渡さない、とAppleは書いている) |
| 4 | コントロールセンター → 通信のまとまりを長押し → AirDrop | 受け取るときだけ「すべての人(10分間のみ)」でも、iOS 16.2以降なら10分で戻る |
| 5 | 設定 → プライバシーとセキュリティ → 位置情報サービス → システムサービス →「利用頻度の高い場所」 | 好みで(エンドツーエンドの暗号化で同期) |
| 6 | 設定 → バッテリー →「バッテリーの状態」 | 最大容量の数字を見る。交換の判断は10月8日の記事 |
| 7 | 設定 → アプリ → 電話 →「不明な発信者をスクリーニング」 | 「しない」「通話の理由を尋ねる」「消音」から選ぶ |
| 8 | 電話アプリ → 通話の画面のフィルタ → 統合/クラシック | 誤発信が気になるなら、表示を見直す |
| 9 | Instagram → アカウントセンター → パスワードとセキュリティ → ログインの場所 | 覚えのない端末はログアウト |
★2026年10月21日時点の道順です(Apple・LINE・Instagramのページと、僕のiPhoneの画面から)。アプリの更新で名前や場所が変わることがあります。
★「月1回」と決める根拠は公式に無いので、僕は気になったとき・動画を見て「あっ」と思ったときに見直しています。
ほかの記事=YouTube・LINEの広告の設定、見直した?・電池交換でもう少し粘る?・LINEの容量が10GBある時の減らし方。
🔗 出どころ(自分で確かめられます)
- Apple … ロック画面の機能をオンにする・AirDropを使う・Appleの広告とプライバシー・位置情報サービスとプライバシー・バッテリーとパフォーマンス・iPhoneを再起動する・不明な発信者をスクリーニングする
- LINE … LINEの乗っ取り被害を防ぐために
- Instagram … ログインしたデバイスを確認する
★2026年10月21日に確かめました。
