5年前に買ったスマホは、今いくらで売れるのか。iPhone・Pixel・Galaxyを、同じ条件で並べました。
並べてみると、メーカーによって残り方がぜんぜん違います。そしていちばん新しい1台は、買ったときより高く売れています。
この記事は、YouTubeで公開した「5年前のスマホ、今いくらで売れるか」の連動記事です。動画の最後でお伝えした値段が取れなかった機種も含めた全部の表は、この記事にあります。そろっていないところも、1つずつ書きました。
先に、この数字の作り方を書きます
中古の値段は、 中古スマホを扱っているお店の【状態A】の、いちばん安いものを取りました。 状態Aは「液晶にほとんど傷がない/外装にほとんどキズ・塗装の剥がれがない」という区分です。
★「未使用品」ではありません。 未使用品は在庫が1台も出ませんでした。状態Aで統一しています。 それと安い順に見て状態Aで止めているので、全部の在庫を見たわけではありません。
分母は、発売したときのメーカーの値段でそろえました。 ★ここが今日いちばん大事なところです。 途中で値下げされた機種もありますが、値下げ後の値段を分母にすると、答えが変わってしまいます。 どう変わるかは、この記事の後ろで実際に見せます。
【この記事だけ】15機種ぜんぶの表(取れなかったところも載せています)
右から2列目が残価率です。買ったときの値段のうち、今いくら残っているか。
| 年 | 機種 | 容量 | 発売したときの値段 =分母 | 中古の値段 =分子・2026年8月17日時点 | ★残価率 | 回線 | 注 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 2021年 | iPhone 13 | 128GB | 98,800円 | 52,580円 | 53.2% | SB/YM | — |
| 2022年 | iPhone 14 | 128GB | 119,800円 | 65,780円 | 54.9% | SB/YM | — |
| 2023年 | iPhone 15 | 128GB | 124,800円 | 90,000円 | 72.1% | docomo | — |
| 2024年 | iPhone 16 | 128GB | 124,800円 | 118,580円 | 95.0% | SB/YM | — |
| 2025年 | iPhone 17 | 256GB | 129,800円 | 137,280円 | 105.8% | au/UQ | ★この機種だけ256GBです |
| 2021年 | Pixel 6 | 128GB | 74,800円 | 27,280円 | 36.5% | au/UQ | — |
| 2022年 | Pixel 7 | 128GB | 82,500円 | 36,080円 | 43.7% | au/UQ | — |
| 2023年 | Pixel 8 | 128GB | 112,900円 | 52,580円 | 46.6% | au/UQ | — |
| 2024年 | Pixel 9 | 128GB | 128,900円 | 80,080円 | 62.1% | SB/YM | — |
| 2025年 | Pixel 10 | 128GB | 128,900円 | 98,780円 | 76.6% | SB/YM | ★Pixel 9から据え置き |
| 2021年 | Galaxy S21 5G | 256GB | — | 在庫なし | 出せません | — | 🔴当時メーカーが直接売っていません/★状態Aの在庫も1台も出ませんでした |
| 2022年 | Galaxy S22 | 256GB | — | 38,280円 | 出せません | docomo | 🔴当時メーカーが直接売っていません |
| 2023年 | Galaxy S23 | 256GB | — | 53,000円 | 出せません | docomo | 🔴通常モデルはメーカーが直接売っていません |
| 2024年 | Galaxy S24 | 256GB | 124,700円 | 74,580円 | 59.8% | au/UQ | — |
| 2025年 | Galaxy S25 | 256GB | 129,000円 | 93,280円 | 72.3% | SB/YM | — |
※★残価率=中古の値段 ÷ 発売したときのメーカーの値段です。★途中で値下げがあった機種も、分母は発売したときの値段でそろえています。
※★中古の値段は2026年8月17日時点のものです。毎日動きます。★状態Aの、いちばん安いものを取りました。
※★3機種は残価率を出せません。当時メーカーが日本で直接売っていなかったためで、調べられなかったわけではありません。
※★容量も回線もそろっていません。そろえられなかった理由は下に書きました。
いちばん新しい1台だけ、100%を超えています
iPhone 17だけ、105.8%です。 発売したときが129,800円で、いまの中古が137,280円。7,480円、買ったときより高く売れています。
ひとつ手前のiPhone 16も95.0%で、 差はたったの6,220円です。2年落ちで、ほとんど減っていません。
なぜこうなるか。新品の値段が上がったからです。 2026年7月18日に、Appleが日本の値段を上げました。iPhone 17は129,800円から 142,800円へ、13,000円上がっています。 新品が上がると、中古の相場も引き上げられます。
★ですので、これは「iPhone 17の出来が良いから高い」という数字ではありません。 円安も、メモリの値上がりも、この数字の中に入っています。 端末の価値だけを表した数字ではない、というところは押さえておいてください。
4年目で、一段落ちます
iPhoneの5世代を、新しい順に並べ直します。
- 1年落ち(iPhone 17) 105.8%
- 2年落ち(iPhone 16) 95.0%
- 3年落ち(iPhone 15) 72.1%
- 4年落ち(iPhone 14) 54.9% ← ここで一段落ちます
- 5年落ち(iPhone 13) 53.2%
3年落ちから4年落ちで、17ポイント落ちています。 ところが4年落ちから5年落ちは、1.7ポイントしか落ちていません。
つまり4年目で一段落ちて、そのあとは落ち着くという形です。 3年で手放すか、5年使い切るか。この表は、そこを決めるための数字だと思います。 ★この記事では「今すぐ売ってください」とは書きません。判断の材料をお出しするところまでです。
メーカーで33ポイント違います
同じ年に出た機種で比べます。 2024年のiPhone 16が95.0%、同じ2024年のPixel 9が62.1%。 33ポイント違います。
5年落ちでも同じです。 iPhone 13が53.2%、Pixel 6が36.5%。 表にある5世代すべてで、iPhoneのほうが高く残っています。逆転している年はありません。
★ただし、これはPixelの出来が悪いという話ではありません。 中古で高く売れることと、使って良いことは、別の話です。 安く買って長く使うなら、残価率が低いほうが買うときは安く済みます。 どちらが得かは、売るつもりがあるかどうかで変わります。
【この記事だけ】Galaxyの3機種が空欄な理由
表のGalaxy S21 5G・S22・S23だけ、残価率が空欄です。 理由を書いておきます。
★この3機種は、当時メーカーが日本で直接売っていませんでした。 携帯電話会社だけが売っていた機種です。ですので「発売したときのメーカーの値段」が、そもそも存在しません。 分母が無いので、他の機種と同じ計算ができません。
★調べられなかった、ではありません。 無いものは無い、という話です。ここを「不明」と書くと、 探せば出てくるように読めてしまうので、そう書かないことにしました。
もうひとつ、Galaxy S21 5Gは中古の値段も空欄です。 状態Aの在庫が1台も出ませんでした。 ★「もう無くなった」という意味ではありません。 見たときに、そのお店の在庫に無かった、というだけです。
分母を変えると、答えが変わります
iPhone 16を例にします。中古の値段は118,580円です。
118,580円 ÷ 114,800円(2025年9月の値下げ後の値段) = 103.3%
同じ機種の、同じ中古価格なのに、8ポイント違います。 どちらも間違いではありません。分母が違うだけです。
この記事ではすべて「発売したときのメーカーの値段」で統一しています。 途中の値下げを追いかけると、機種ごとに条件が変わってしまうからです。 ★残価率という数字を見るときは、まず分母を確かめてください。 それが書かれていない残価率は、比べようがありません。
この表はお店が売っている値段です。
手放すときに受け取れる額は、これより低くなります。下取りに出すか、買取に出すかでも変わります。
次の1台を買うときは、下取り・認定整備済・ポイント還元・通信費の見直しをまとめて見たほうが、
残価率の差より大きく効きます。
👉 iPhoneを安く買う方法7選【2026年版】
【この記事だけ】そろっていないところ、全部書きます
この表は、きれいにそろっていません。 そろえられなかったところを、全部書いておきます。
- 容量がそろっていません。iPhone 17とGalaxyは256GB、それ以外は128GBです。 安いものから取ると、こうなりました
- 回線がそろっていません。いちばん安いものを取ったので、機種ごとにバラバラです(表の「回線」の列)
- 分子と分母の性質が違います。分子は携帯電話会社が売っていた端末の中古価格、 分母はメーカーが直接売っていた値段です。ズレの向きは全機種で同じなので、並べて見る分には使えます
- 中古の値段は2026年8月17日時点です。毎日動きます
- 残価率には、円安とメモリの値上がりが入っています。端末の出来だけの数字ではありません
- 状態Aで、安い順に見て止めています。全部の在庫を見たわけではありません
★それでも並べる意味はあると思っています。 ズレ方が全機種で同じなら、機種どうしの比較には使えるからです。 ただ、1台の値段をぴったり当てる表ではありません。
🔗 出どころ(自分で確かめられます)
- 🟢 中古の値段(15機種すべて)=中古スマホ店のページを2026年8月17日に開いて取得。状態A・いちばん安いもの
- 🟢 状態Aの定義(液晶にほとんど傷がない/外装にほとんどキズ・塗装の剥がれがない)=そのお店の公式の区分
- 🟢 iPhone 17の発売時価格(129,800円)=Apple公式(2026年7月18日の改定前)
- 🟢 2026年7月18日の値上げ(129,800→142,800円)=Apple公式
- 🟢 2025年9月のiPhone 16の値下げ(124,800→114,800円)=公表済み
- 🟢 Galaxy S24(124,700円)・S25(129,000円)の発売時価格=Samsungの公式ニュース
- 🟢 Galaxyの2021〜2023年がメーカー直販でなかったこと=確認済み
- 🟡 iPhone 13〜16・Pixel 6〜10の発売時価格=当時の報道です。原文そのものは開いていません
- 🔵 残価率・33ポイント・4年目の落ち込み=上の数字を割ったり引いたりした計算値です
- ⬜ Galaxy S21 5G・S22・S23の残価率=分母が存在しないため出せません
- ⬜ Galaxy S21 5Gの中古価格=状態Aの在庫が1台も出ませんでした
まとめ
- 5年落ちで、iPhoneは53%、Pixelは36%残っていました。同じ5年でも、残り方が違います
- 4年目で一段落ちます。3年落ちが72%、4年落ちが55%でした
- いちばん新しい1台は105.8%です。買ったときより高く売れています。ただし、これは端末の出来だけの数字ではありません
- この表の数字は2026年8月17日時点のものです。中古の値段は毎日動きます
3年で手放すか、5年使い切るか。そこは自分で決められる数字だと思います。少なくとも、なんとなく古くなったから、で手放す必要はありません。
- 2026年8月22日:公開(15機種の残価率一覧)
★中古の値段は毎日動きます。 大きく動いたら、表ごと取り直して日付を書き換えます。 ★Galaxy S21 5Gの状態Aが入荷したら、そのとき埋めます。 ★9月に新しい機種が出たら、1行足して並べ直します。
