どうも、毎日17時のiPhone先生、れんです。今日はお金の話だけします。9月の新型がいくらになりそうか。そして今、どこで買うのがいちばん得なのか。
というのも、7月31日にau・UQ mobile・ソフトバンクがそろってiPhoneを値上げしました。ドコモは7月28日に実施済み。大手はこれで出そろい、まだ動いていないのは楽天モバイルだけです。
①今いちばんお金がかかるのはどこで買ったときか(同じ機種・同じ容量で7万5,000円の差が出ます)
②じゃあどこで買うのが得か(答えは「あなたがどっちのタイプか」で変わります)
③9月の18 Pro/Pro Maxは日本でいくらになるか(最後に僕の予想を数字で言います)
出発点|Apple公式の値段(すべての基準)


7月18日の値上げで、今こうなっています。この値段が日本での「定価」で、Apple公式ストアで買えばこの金額。ここを基準に他と比べていきます。
| モデル | 256GB | 512GB | 1TB | 2TB |
|---|---|---|---|---|
| iPhone 17 Pro | 194,800円 | 229,800円 | 264,800円 | — |
| iPhone 17 Pro Max | 214,800円 | 249,800円 | 284,800円 | 354,800円 |
※Apple公式サイトで確認した価格です(2TBはPro Maxのみ)。容量を1段上げるとどのモデルも一律+35,000円です。
なぜ上がったのか。理由は大きく2つです。①部品の値段——特にメモリが世界中で取り合いになっています。②為替——円が安いと日本の値段は上がります。この2つはどちらも、まだ収まっていません。
キャリアの値段|同じ機種で「7万5,000円」の差

7月31日のau・UQの値上げ幅を正確に言うと、こうです。
| キャリア | 実施日 | 値上げ幅 | iPhone Airの扱い |
|---|---|---|---|
| ドコモ | 7月28日 | +8,140〜25,190円 | — |
| au / UQ mobile | 7月31日 | 17 Pro Max +24,900円(2TBのみ+29,900円)/17 Pro +17,900円/17 +15,400円/17e +8,000円 | ✅ 据え置き(理由は未発表) |
| ソフトバンク | 7月31日 | 最大+30,240円(残価も引き上げ) | ❌ 値上げ対象(+21,600〜22,320円) |
| 楽天モバイル | 未実施 | — | — |
※大手はこれで出そろい、未実施は楽天モバイルのみです。★iPhone Airの扱いは会社によって逆なので、「Airは据え置き」と一括りにしないでください。なおソフトバンクが6月に17eなどを上げたのは円安分の別件で、今回の追随とは別の話です。
ここからが本題です。auの17 Pro Max・2TBは値上げ後で429,800円。Apple公式は354,800円。
429,800円(au)− 354,800円(Apple公式)=75,000円
もちろんこれはいちばん容量の大きい2TBの話で、よく売れている256GBで見れば差はもう少し小さくなります。それでもキャリアの方が高い、という関係はどの容量でも同じです。
なぜこんなに違うのか。キャリアはAppleから仕入れて自分たちで値段を付けているので、公式と同じである必要がないんです。昔からキャリアの方が少し高いのは、こういう理由です。
au・UQではAirだけ値上げされませんでした(理由は発表されていません)。一方でソフトバンクはAirも値上げ対象(+21,600〜22,320円)。
「Airは据え置き」と一括りにしないでください。どの会社で買うかで扱いが違います。
【重要】「本体の値段」と「実際に払う額」は別物

じゃあキャリアで買うのは損なのか。答えはそんなに単純じゃありません。ここが今日いちばん大事なところです。
キャリアには残価を設定するプログラムがあります。ざっくり言うと、2年後に本体を返せば残りの支払いがなくなる仕組み。たとえば24回払いのうち23回目までを払って本体を返すと、最後の1回分(いちばん大きい金額)がなくなる。だから本体が高くても、2年の負担は下がります。
そして今回いちばん見落とされている事実を言います。
auの場合、新規・MNPで残価が8,000〜17,000円 増額されています。
残価が上がるとは、2年後に返したときに引かれる金額が大きくなるということ。つまり本体が高くなった分を、いくらか返却時に取り戻せる形になります。
ただしここは正確に言います。これで値上げが全部帳消しになるわけではありません。ITmediaによるとauでは2年間の負担額も多くの機種で上がっています。軽くはなる、でも消えるわけじゃない。
一方でUQモバイルについては、ITmediaは「2年間の負担額は変更ない場合もある」と書いています。UQでは機種によっては、本体が上がっても2年で払う額はほとんど変わらないんです。
だから「◯万円値上げされた=◯万円損した」と思うのは正確ではありません。見るべきは2つ——本体の総額と、自分が実際に払う2年分の合計。キャリアのページで機種を選ぶと「一括の値段」と「返却する場合の負担額」が両方書いてあるので、必ず並べて見てください。片方だけ見ると判断を間違えます。
ただし条件があります。この仕組みは2年後に本体を返すことが前提です。返さずに使い続けるなら残りも払うことになります(詳しくはキャリアの”実質半額”で得する人・損する人にまとめています)。
どこで買うのが得か|タイプ別の答え
| あなたのタイプ | おすすめの買い方 | 理由 | 注意点 |
|---|---|---|---|
| 一括で買ってずっと使う | Apple公式ストア | 本体そのものがいちばん安い | SIMは自分で入れる(eSIMなので画面内で完結) |
| 2年ごとに新しくしたい | キャリアの残価プログラム | 返す前提なら2年の負担を抑えられる | 返却手数料・査定条件を各社ページで要確認 |
| 乗り換えを考えている | キャンペーン次第 | 移ると割引が大きくなることがある | 時期次第なので金額は断言できません |
| 安さ最優先 | 中古・認定整備済製品 | 新品より安い(認定整備済は保証も同じ) | いつどの機種が出るかは決まっていない |
※「どれが正解」ではなく、自分がどのタイプかで答えが変わります。
- ①一括で買ってずっと使う人:Apple公式ストアがいちばん安いです。返す予定がないなら、公式で買ってSIMを入れる。これがいちばんシンプル。なお公式で買ったiPhoneはどのキャリアでも使えますし、今の日本のiPhoneはeSIMだけなので手続きは画面の中で終わります
- ②2年ごとに新しいのに変えたい人:キャリアの残価プログラム、またはAppleの36か月分割払いオファーが向いています(下の追記を見てください)。本体は高いけれど、返す前提なら2年の負担は抑えられます
- ③乗り換えを考えている人:キャリアを移ると割引が大きくなることがあります。ただし時期とキャンペーン次第なので、今日は金額を断言しません
この記事を書いたあとに、Apple公式サイトに「iPhone 36か月分割払いオファー」が載りました。 0%金利の36回払いで、24回目に新しいiPhoneへ買い替えるオプションが付いています。 そのとき対象の下取り金額が保証され、36回払いの残りは完済扱いになります。
つまり「2年で次に買い替えるなら、残りを払わなくてよい」という形は、キャリアだけのものではなくなりました。 本文で「返す前提の仕組みはキャリア側」と読める書き方をしている箇所は、いまはApple側にも選択肢があると読み替えてください。
★ただし条件があります。 (⬇この段落は2026年8月22日に確かめたときの対象です。9月10日に入れ替わりました=すぐ下の赤い枠をご覧ください) 対象はiPhone 17・iPhone Air・iPhone 17 Pro・iPhone 17 Pro Maxだけでした。 ★Pro Maxも入っていました(当時のAppleのページの分割回数の表に載っていました)。iPhone 16やiPhone 17eは、この36回のオファーの対象ではありませんでした。 それと買う前に申し込んで承認を受ける必要があります。支払いはペイディの「あと払いプランApple」経由です。
★これは「キャリアが損」という話ではありません。 選べる先が1つ増えた、というだけです。 どちらが安いかは、下取り額・回線の割引・返却時の条件で変わるので、ご自分の条件で見比べてください。 (★Appleの分割払いのページを2026年8月22日に開いて確認しました)
Appleの分割払いのページを開き直しました。いまはこう書かれています。
「iPhone Duo、iPhone 18 Pro、iPhone 18 Pro Max、iPhone 17、iPhone Airのみが本オファーの対象です。」★iPhone 17 と iPhone Air は残りました。★★iPhone 17 Pro と iPhone 17 Pro Max は、この36回払いの対象から外れています。
iPhone 17e と iPhone 16 は24回払いで、36回払いのほうには入っていません。(★8月の時点でも、この2機種は対象外でした)
⏰ 使うつもりなら、予約より先に申し込みが要ります。Appleのページには「予約注文が始まる前に申し込んで承認を受けてください」と書かれています。★18 Pro・18 Pro Max の予約開始は9月12日(土)午後9時です。
★★「17 Pro / 17 Pro Max がもう買えない」とは書きません。ここで確かめたのは36回払いの対象かどうかだけで、販売そのものは確かめられていません。(Appleの分割払いのページを2026年9月10日に開いて確認・2回読み直しました)
②を選ぶなら、必ず自分で確認してほしいことが2つ。返すときに手数料がかかるか、傷や電池の状態で査定が変わるか。これは会社と時期によって違うので、各社のページで必ず両方見てください。
それと、まだ値上げしていない会社がひとつだけあります。楽天モバイルです(まだ決まっていません)。もし楽天で買おうと思っているなら、動くとしたら値上げ前ということになります。ただ、急かすつもりはありません。値上げ前に駆け込んで合わないプランに入るくらいなら、少し高くても自分に合う会社で買った方が結局安く済みます。
選択肢としては中古と整備済み品もあります。9月に新型が出ると今の17が型落ちになり、中古の値段も動く。8月のうちに相場を見ておくと比べられます。中古のなかでもAppleが自分で整備して保証を付けて売っている「認定整備済製品」は、新品より安くて保証は同じ。ただしいつどの機種が出るかは決まっていないので、見つけたときが買いどきです。
ここまで読んで「結局どこも高いな」と感じた方へ。 買い場所の比較だけでは埋まらない差を、別の手で取り返す方法を1本にまとめています。 下取り、認定整備済、ポイント還元、通信費の見直しまで——今回の値上げ幅(1〜2万円台)なら十分取り返せる範囲です。
👉 iPhoneを安く買う方法7選【2026年版】
このサイトでいちばん読まれている、買い方の総まとめです。
あわせて、本体より効くのが毎月の通信費。 月1,000円下がれば2年で2.4万円=今回の値上げ幅とほぼ同じです。 通信費30秒診断で今の使い方に合っているか確認してみてください。
9月の18 Pro/Pro Maxはいくらになるか(僕の予想)

リークでも発表でもありません。今までの流れから僕がこう見ている、という話として読んでください。
材料は3つ。①部品のコスト(特にメモリ)②Appleは7月に日本で値上げをしたばかり ③為替。この3つが上向きにそろっています。そのうえで僕の予想はこうです。
| 出どころ | 内容 | 情報の種類 |
|---|---|---|
| れんの予想 | 18 Pro=219,800円/18 Pro Max=239,800円(ともに現行+25,000円・256GB) | 🔵 筆者の見立て |
| アナリスト Jeff Pu氏 | 18 Pro/Pro Maxは+250〜300ドル | 🟡 アナリスト1人の予想 |
| 調査会社の見立て | +200ドル前後 | 🟡 観測 |
| 「18 Pro Max=1,625ドル」説 | 米国価格ではありません(中国の11,000元をドル換算したもの) | ⚠️ 誤解されやすい数字 |
| 現在の確定価格 | 17 Pro=194,800円/17 Pro Max=214,800円 | 🟢 Apple公式 |
※海外のドル予想を日本円にそのまま換算しないでください。日本は7月にすでに単独で値上げしているため、同じ幅がもう一度乗るとは限りません。★上の予想はいずれもApple未発表の見立てです。
理由はこうです。海外の予想は200ドル前後から300ドルまで幅がありますが、どれもアメリカでの話。でも僕は日本についてはそこまで行かないと思っています。日本は7月にもう先に上げているからです。あれはアメリカが据え置きで日本だけの値上げでした。だから9月に同じ幅がもう一回まるごと乗るとは考えにくい。それで2万5,000円と見ています。
もうひとつ根拠を足しておくと、決算でAppleのクック氏がメモリの値上がりについて「9月に向けてさらに上がると見ている」と話しました。部品が高くなる前提で値段を据え置くのは難しい。だから上がる方向、と見ています(→決算で語られたこと・語られなかったこと)。
逆に「40万円になる」みたいな話は僕は取っていません。そこまで上げると買う人が減ります。Appleもそこは見ているはず。上げるとしても、ぎりぎり手が届く範囲だと考えています。
もう一度言っておきます。これは僕の予想です。当たるかどうかは9月に分かります。外れたら外れたと、ちゃんと言います。そこも含めて一緒に見てもらえたら嬉しいです。
🔗 価格の出どころ(自分で確かめられます)
この記事で「確定」と書いた価格はすべて公式で確認できます。キャリアの条件は時期で変わるので、契約前には必ずご自身でもご確認ください。
- ✅ Apple公式 iPhone 17 Pro / Pro Max の価格・容量
- ✅ Apple 認定整備済製品(保証は新品と同じ)
- 🟡 9月の価格=筆者およびアナリストの予想(Apple未発表)
| 機種 | この記事の予想(8月2日) | 実際(9月10日・税込) | 判定 |
|---|---|---|---|
| iPhone 18 Pro(256GB) | 219,800円 | 219,800円 | ⭕ 一致 |
| iPhone 18 Pro Max(256GB) | 239,800円 | 239,800円 | ⭕ 一致 |
| iPhone Duo(折りたたみ・256GB) | ⬜この記事では出していません | 364,800円 | — |
★2機種とも、予想した金額と同じでした。★★理由づけはしません。材料は上に書いたままです。
🔴この記事の上のほうにある価格表(2026年7月18日改定)は、そのままにしてあります。9月10日以降のApple公式の値段は、この記事では取り直していません。今日の全機種の税込一覧は9月10日の記事にまとめました。
まとめ|急ぐ理由は、ありません

- 今の値段:Apple公式で17 Pro Maxが214,800円から。キャリアはこれより高く、いちばん差が大きいのは2TBで75,000円
- ただし残価も同時に上がったので、2年で払う額は機種によって変わったりほとんど変わらなかったり。値上げが帳消しになるわけではありません。本体の値段と実際に払う額は必ず分けて見てください
- 買い方:一括でずっと使うならApple公式/2年で返すならキャリアの残価プログラム。自分がどっちのタイプかで答えが変わります
- 9月の予想:18 Proが219,800円、Pro Maxが239,800円(僕の予想)
最後にひとつだけ。値上げの話が続くと、なんとなく急かされている気分になります。でも急ぐ理由はありません。9月まであと1ヶ月。値段も中身もそこではっきりします。落ち着いて待っていいと思います。
8月からは毎週月曜に「今週のApple」という形でその週の動きをまとめていきます。9月までここに来れば最新が追いつける、そういう場所にしていきます。
- 2026年8月2日:公開(動画と同時)。7月31日のau・UQ・ソフトバンクの値上げを反映
- 2026年9月10日:発表を受けて2つ足しました。①ペイディ36回払いの対象機種が入れ替わったこと②18 Pro/Pro Max の予想の答え合わせ(どちらも一致)。★予想の数字は書き換えていません
動画は公開した時点のまとめ、この記事は新しい情報が出るたび更新していく版です。 楽天モバイルが動いたとき、そして9月の発表で価格が確定したときに、ここへ追記します。
8月からは毎週月曜に「今週のApple」をお届けします。9月の発表本番まで、ここに来れば最新が追いつけます。
