「iPhone 18って、結局いくらになるの?」——いま、いちばん知りたいのに、誰も確定では答えられない問い。今日はそこに、正面から向き合います。
先に正直に言っておきます。iPhone 18の価格は、まだ全部が「予想」です。しかも専門家でも、上がる派と据え置き派で真っ二つ。だからこの記事では、1つの数字で断定せず、「据え置きなら」「値上げするなら」の2つのシナリオで、日本円のレンジを出します。確定している”今のiPhone 17の値段”を基準に、上下に振っていく方式です。
不安をあおるための数字ではありません。レンジで冷静に。そのうえで「この数字をどう使えばいいか」まで、iPhone歴17年・9機種以上を自腹で買ってきた僕(れん)が、最後まで解説します。
「結局いくら?」に、2つのシナリオで答えます

なぜ1つの数字で言い切れないのか。理由はシンプルで、有力な予想が真逆に2つあるからです。「Appleは価格を据え置く」という説と、「200〜300ドル上がる」という説。どちらも信頼できる人たちの予想なので、今の段階でどちらかに断定するのは、正直むりがあります。
そこでこの記事では、確定している「今のiPhone 17の値段」をアンカー(基準)に置き、「据え置きシナリオ=同水準」「値上げシナリオ=+いくら」という形で、円のレンジを提示します。生のドル×為替で1円単位まで断定する、という乱暴な計算はしません。為替次第で大きく動くからです。
大事な前提をもう一度。今日出すiPhone 18の価格は、すべて予想・リーク。確定しているのは、今売られているiPhone 17の値段だけです。そして価格は為替で動きます。今回の試算は「1ドル160円台」を前提にした、ざっくりレンジ。最終的な数字は、2026年9月の発表で確認してください。
【基準】まず「確定している今の17の値段」をおさえる

試算の前に、基準になる今のiPhone 17シリーズの値段を、確定情報としておさえます。これは予想ではなく、いま実際に売られている値段です。
| 機種(2025年発売・確定) | 日本価格 | 米国価格 |
|---|---|---|
| iPhone 17 | 129,800円 | $799(256GB起点) |
| iPhone 17 Pro | 179,800円 | $1,099 |
| iPhone 17 Pro Max | 194,800円 | $1,199 |
| iPhone 17e | 99,800円 | — |
ここで1つだけ注意。米国価格は機種ごとにちゃんと分けて覚えてください。よく混ざるのですが、799ドルなのは無印のiPhone 17だけ。Proは1,099ドル、Pro Maxは1,199ドルです。
面白いのが無印のiPhone 17。実は前の年からドルの値段は799ドルで据え置き、しかも容量は128GBから256GBへ倍増しています。値段はそのままで中身を増やした。世の中が「Appleは値上げ続きだ」と言う裏で、無印の”入り口”はドルでは守られている。この「入り口は守る」というAppleのクセが、あとで出てくる18の予想に深く関わってきます。
18の価格を左右する「2つの説」据え置き vs 値上げ

では、いよいよ18です。価格が読めない理由=有力な予想が真逆に2つあること。1つずつ見ます。
① 据え置きシナリオ(クオ氏)
アナリストのミンチー・クオ氏は「Appleは18 Proの起点を、あえて据え置く」と予想しています。英語でアグレッシブ・プライシング(攻めた価格設定)。増えたコストを価格に乗せず、Appleが自分でかぶる。利益を削ってでも入り口を抑え、売れる台数を取りにいく——という読みです。
② 値上げシナリオ(WSJ/TechInsights)
一方、ウォール・ストリート・ジャーナルや調査会社TechInsightsの試算では、18 Proは今より200〜300ドル上がって、1,299〜1,399ドルになるかもしれない、と。理由は部品コストです。たとえばメモリ。17 Proの12GBメモリのコストが約39ドルだったのが、18 Proでは145ドルまで跳ね上がるという試算があります。
メモリがたった1世代で3倍以上。これはiPhoneのせいではなく、世界的なAIブームでデータセンターがメモリを買い占めているとばっちりなんです。さらに新しいカメラも約50%高くなる見込み。TechInsightsの試算では、今のもうけ幅を保つだけでも1,371ドルが必要で、Appleは半端な数字を嫌うのでキリのいい1,299ドルあたりに落ち着くのでは、という見立てです。
据え置き派も値上げ派も、どちらも信頼できる予想。だからこそ専門家でも割れている。今の段階で断定はできません。ただ、誰の予想でもないハッキリした事実が1つ。AppleのCEOティム・クック氏自身が、6月中旬に「値上げは避けられない」とWSJの取材で明言し、「100年に一度の洪水」とまで表現しました。さらにAppleは6月25日、MacBook・iPad・Apple Watchを実際に値上げしています。ただしiPhoneとAirPodsは今回の値上げに含まれていない。Appleは動き出しているが、iPhoneだけは9月の新型まで温存している——これが今見えている現実です。
【円試算】iPhone 18 Pro / Pro Max を2シナリオで

では2つのシナリオを、日本円に直します。基準はさっきの確定価格(17 Pro=179,800円、17 Pro Max=194,800円)。ここからの上下です。
| 機種(すべて予想) | 据え置きシナリオ | 値上げシナリオ |
|---|---|---|
| iPhone 18 Pro | 18万円前後 | 21万〜23万円前後 |
| iPhone 18 Pro Max | 19万円台 | 22万〜24万円前後 |
iPhoneの最上位が20万円超え。数年前なら考えられない金額ですが、よく思い出してください。前回の記事で触れたとおり、2022年に14 Pro Maxはすでに239,800円まで行っていました。最上位が20万を超えるのは、もうここ数年の”普通”になってしまっているんです。
つまり18 Proが欲しい人は、18万円から最悪23万円くらいまで、幅を持って覚悟しておくのが現実的。据え置きで来てくれたらラッキー、というくらいの心構えがいいと思います。この上振れ分の3〜5万円は、ケース・保護フィルム・充電器が一式そろう金額だし、格安SIMなら通信費の半年分。同じiPhoneでも、シナリオ次第で財布へのダメージがそれだけ変わる、ということです。
Fold・無印18・18e・Air 2 はどうなる?(実は2027春)

Pro以外のモデルにも軽く触れます。まず噂の初めての折りたたみ、iPhone Fold。これは値段の桁が違います。予想では2,000ドル超=日本円で30万円超の別格。価格を気にして選ぶモデルではなく、新しもの好きの人向けの、いわば”ご祝儀価格”です。普通に使いたい人が無理して狙うものではないので、「そういう特別なモデルもある」くらいで流して大丈夫です。
そして安い無印のiPhone 18、コスパ枠のiPhone 18e、薄型のiPhone Air 2。実はこの3つ、2026年9月には出ない予想なんです。有力なのが分割発売プラン。9月にはPro・Pro Max・Foldが出て、無印・e・Airは2027年の春にずれる、という見方。だから安いモデルの価格は、まだ予想すらちゃんと出ていない段階です。
これ、コスパ重視の人には実は朗報かもしれません。9月にProが高く出ても、自分が狙う無印やeは半年あと。その間に為替が落ち着いたり、Proの価格を見てから判断したり、と考える時間がたっぷりあるということですから。「9月に18が全部出て全部の値段が分かる」わけではない、という点だけ覚えておいてください。
この予想価格、あなたはどう使う?

ここからが本題。この予想価格を、あなたはどう使えばいいか。前回のタイプ別の話とつなげます。
- 今すぐ買うと決めている人:18 Proが据え置きでも18万、値上げなら23万近く。「そこまで出すなら、今の17 Proのほうが確定で安いな」と思うなら、値上げ前の17を選ぶのは、すごく合理的。普段は”新型を待つ”のが常識ですが、値上げが絡むと、確定で値段が分かる今の17のほうが安心して買える、という逆転が起きます。
- 迷っている人・必要ない人:この予想価格を見て、不安になる必要はまったくありません。だってまだ全部予想ですから。確定もしていない値段に心を乱されるのが、いちばんもったいない。
- 18を待つと決めている人:覚悟しておく金額の上限と下限が分かったはず。最悪23万、よくて18万。この幅を頭に入れて、9月の発表で実際の数字がどっちに転んだかを見て、最終判断すればOKです。
どのタイプでも共通の軸は同じ。ドルでも、月々いくら、でもなく、「自分が最終的に、円でいくら払うか」。この総額だけで判断する。予想の数字に振り回されないでください。
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迷っている方・困っていない方は、無理に動く必要はありません。9月の発表を見てから選んでもOKです。
れんの本音|どこが上がって、どこは守られるか

ここで僕の正直な予想を。あくまで一個人の読みですが——ProとFoldは、ある程度上がると思っています。コストの上がり方が、さすがに大きすぎる。でも無印やeシリーズは、Appleは意地でもできるだけ据え置こうとするはずです。
理由は、Appleの狙いがユーザーを増やすことだから。入り口の安いモデルまで高くすると、新しく買う人が逃げてしまう。だから高い層からはしっかり取って、入り口は守る。この二段構えで来る、と読んでいます。さっきの「無印17がドルで据え置き」が、まさにその証拠。少なくとも無印やeに関しては、据え置き派のクオ氏の読みにも一理あると思っています。
僕自身はPro派ですが、もし値上げシナリオで来たら、今回はいったん見送って17 Proを使い続けるか、型落ちを狙うかもしれません。差額にそれだけの価値を感じるかどうか、9月に冷静に判断します。家族には相変わらず、無印か安いeシリーズを勧めます。妻も娘もそれで十分満足していますから。正直、20万円超えのProが必要な人って、写真や動画編集をガチでやる人だけ。SNSと写真と連絡なら、10万円前後の無印やeで十分すぎます。値上げの時代こそ、見栄じゃなく用途で選ぶ。これがいちばん損しない考え方です。
まとめ|数字は「不安になる」ためでなく「慌てない」ために

- iPhone 18 Pro:据え置きなら18万円前後/値上げシナリオなら21万〜23万円前後(予想)
- iPhone 18 Pro Max:値上げシナリオで22万〜24万円前後の可能性(予想)
- iPhone Fold:30万円超の別格(ご祝儀価格・予想)
- 無印18・18e・Air 2:2027年春の予想。9月には出ない
- 確定しているのは今の17価格だけ。最終的な数字は9月の発表まで分からない
数字を知る目的は、不安になるためではなく慌てないためです。上限と下限が分かっていれば、9月にどっちの数字が出ても「ああ、想定内だな」と落ち着いて動ける。逆に何も知らないと、ニュースの見出しひとつで心が揺れてしまう。今日の試算を、そのための「心の準備」に使ってください。
次回は、この値上げの流れを受けて「じゃあ、値上げ前の今、型落ちのiPhone 17を狙うのは本当にアリなのか」を、確定情報で検証します(値上げ連投シリーズ③)。あわせて、iPhone 18は値上げか据え置きかの徹底予想も読むと、価格まわりの判断材料がそろいます。

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