「このiPhone、新品?それとも交換品?」「海外版って使えるの?」——機種番号を見るだけで、全部わかります。
この記事では、iPhoneの機種番号(モデル番号)の確認方法・先頭文字の意味・国コード一覧・A番号を、初心者でも迷わないようにまとめました。中古購入前のチェックにも使えます。
機種番号はどこで確認する?
主に3つの方法があります。一番かんたんなのは設定アプリです。
①設定アプリで確認(一番かんたん)
- 「設定」を開く
- 「一般」をタップ
- 「情報」をタップ
- 「モデル番号」の欄を確認する

ここで表示されるのが機種番号(例:MQ6T3J/A)です。

💡 この欄をタップするとA番号(例:A2886)に切り替わります。もう一度タップすると元の機種番号に戻ります。

②SIMトレイで確認
iPhone 8以降はSIMトレイを取り出すと、スロット内部に機種番号が印字されています。設定アプリが使えない状態(初期化済みなど)のときに使えます。
③外箱のラベルで確認
箱のバーコードラベルにも「Model」として記載されています。中古を購入する前に箱で確認する際に役立ちます。
機種番号の読み方|MQ6T3J/Aを例に解説
機種番号は「先頭文字」+「識別コード」+「国コード」+「/A」の構成になっています。
例:MQ6T3J/A
│ │ │ └── /A:リビジョン(基本的にすべて /A)
│ │ └──── J:国コード(日本)
│ └────────── Q6T3:モデルの識別コード
└───────────── M:端末のコンディション
先頭文字(M・N・F・P)の意味
先頭の1文字を見るだけで、そのiPhoneがどういう経緯で手元に来たかがわかります。
| 文字 | 意味 | 詳細 |
|---|---|---|
| M | 新品(通常品) | 新規購入・未修理の通常品。ほとんどのiPhoneはこれ |
| N | 交換品(修理交換) | AppleCareや保証での本体交換品。バッテリーなどは新品状態 |
| F | 整備済製品 | Apple公式が検査・整備して販売するリファービッシュ品 |
| P | 刻印入り(ギフト) | Apple Storeの彫刻サービスで名入れした端末。買取不可になる場合あり |
⚠️ 中古でNから始まる機種番号の場合、過去に一度本体交換されています。外見は新品同様でも、元の個体ではないことを覚えておきましょう。
⚠️ Pから始まる機種番号は要注意。刻印(名入れ)があるため、フリマアプリや買取店で売却を断られることがあります。
国コード一覧|どの国向けか一発でわかる
機種番号の「/A」の直前にある1〜2文字が販売国コードです。
国コードが違うとシャッター音の仕様・通信バンド・デュアルSIMの仕様が異なることがあります。特に海外版を購入する場合は必ず確認しましょう。
よく見かける主要国コード
| コード | 販売国・地域 | 注意点 |
|---|---|---|
| J | 日本 | 日本向け正規品。シャッター音が消せない仕様 |
| LL | アメリカ・カナダ | 並行輸入品として流通。シャッター音はOFF可能 |
| ZP | 香港・マカオ | デュアルSIM対応モデルが多い |
| CH | 中国本土 | iCloud等の一部サービスが中国仕様に制限される場合あり |
| B | イギリス・アイルランド | |
| X | オーストラリア・ニュージーランド | |
| A | カナダ | |
| KH | 韓国 | |
| TH | タイ | |
| F | フランス | |
| DN / ZD | ドイツ・オーストリア・オランダ等 | |
| TA | 台湾 | |
| AB / AE | UAE・湾岸圏 |
日本版(J)は法律によりカメラのシャッター音が鳴る仕様が義務付けられています。消音にしたい場合はLL版(北米版)が選ばれることもありますが、技適マークがなく日本では電波法上グレーゾーンになるため注意が必要です。
A番号(型番)とは?最新iPhoneのA番号一覧
設定アプリのモデル番号欄をタップすると切り替わる「A〇〇〇〇」がA番号(型番)です。
機種番号が「販売仕様(国・コンディション)」を表すのに対し、A番号は「iPhoneのハードウェアモデルそのもの」を表します。同じiPhone 17でも販売地域によってA番号が異なります。
最新iPhoneのA番号一覧(Apple公式情報)
| 機種名 | A番号(日本向け) | A番号(米国向け) | A番号(中国向け) |
|---|---|---|---|
| iPhone 17e | A3575 | A3575 | A3635 |
| iPhone 17 | A3519 | A3258 | A3521 |
| iPhone Air | A3516 | A3260 | A3518 |
| iPhone 17 Pro | A3522 | A3256 | A3524 |
| iPhone 17 Pro Max | A3525 | A3257 | A3527 |
| iPhone 16e | A3408 | A3212 | A3410 |
出典:Apple公式サポート「iPhoneのモデルを識別する」
中古iPhoneを買う前に必ずチェックしたい3点
- 先頭文字を確認→ MならOK・Nなら交換品・Pなら売却できない可能性あり
- 国コードを確認→ J以外(特にCH・LL)の場合は機能制限や技適の有無を確認
- A番号で機種を特定→ 「iPhone 17」と書いてあっても国・仕様違いがあるのでA番号で正確に確認
よくある質問
Q. NやFから始まるiPhoneは品質が悪い?
A. そんなことはありません。N(交換品)はAppleが交換した正規品でバッテリーも新品状態です。F(整備済製品)もApple公式が全品検査済みで、1年間の保証がつきます。むしろ状態は信頼できます。
Q. 香港版(ZP)のiPhoneは日本で使える?
A. 基本的には使えます。ただし、技適マーク(日本の電波法認証)の有無を確認してください。また日本版と比べてデュアルSIM対応などの違いがある場合があります。
Q. 機種番号とシリアル番号は違う?
A. 別物です。機種番号(例:MQ6T3J/A)は機種・仕様を示すコードで同じ機種なら共通です。シリアル番号は1台1台に固有の番号で、製造日や製造場所の確認に使います。
まとめ
- 機種番号は「設定→一般→情報」で確認できる
- 先頭文字:M=新品・N=交換品・F=整備済み・P=刻印入り
- 国コード:J=日本・LL=米国・ZP=香港・CH=中国(/Aの直前)
- 欄をタップするとA番号に切り替わり、機種そのものを特定できる
- 中古購入前は先頭文字・国コード・A番号の3点を必ず確認
機種番号を読めるようになるだけで、中古購入のリスクが大幅に減ります。フリマアプリや中古ショップで購入する際はぜひ活用してください。

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