iOS 27.2、Siri以外に何が変わった?【2026年11月1日】|リリースノートの7つと、セキュリティ141項目を部品ごとに日本語で全部並べた一覧

📌 動画で言っていないもの=セキュリティの141項目を、部品ごとに日本語で全部並べた一覧(どの部品で、何をされるおそれがあったか・CVEの番号つき)と、どこから来る問題かで分けた数。

📱 先に結論(3行)

① iOS 27.2のリリースノートには、Siri以外の変化が7つ書いてあります。共有アルバムやTVのプロフィールなど、小さい変更が中心です。
② セキュリティの修正は、項目で数えると141、CVEの番号で数えると163。そのうち140項目はiPhone 11以降が対象です。「すでに悪用された」と書かれた項目は、ありませんでした。
③ Siri AIが使えない機種でも、セキュリティの修正は入ります。時間のあるときに、Wi-Fiと充電をつないで上げておくのがいいと思います。

🎬 動画から来ていただいた方へ

同じ題材の動画を、11月1日の17時に公開しました(すぐ下)。この記事には、動画に入りきらないものを置いてあります(セキュリティの141項目を、部品ごとに日本語で全部並べた一覧(どの部品で、何をされるおそれがあったか・CVEの番号つき))。

この記事は、iOS 27.2に上げたけれど、Siri以外は何が変わったか知らない人と、Siri AIが使えない機種で、上げるか迷っている人に向けて書いています。動画ではセキュリティの中身を6つだけ話しました。ここでは、Appleの文書の全部の項目を日本語にして並べています。

目次

リリースノートの「その他」7つ

AppleのiOS 27のアップデートのページ(149076)には、27.2の欄があります。Siri AIの説明のあとに、「その他」として7行が並んでいます。

#変わったことAppleが書いていること(短く)日本では
1メールとメッセージのスマートリプライ提案された返信で、素早く返せるAppleの別のページ(121115)では、メッセージのパーソナライズされたスマートリプライと、メールでの提案は英語のみ。日本語で出るかは未確認
2写真の共有アルバムキャプションやコメントを編集できる/同じ写真を重ねて入れるのを防ぐ/期限が切れる前にリマインダー—
3SynthIDのウォーターマーク写真とImage Playgroundが対応。生成ツールで作った・変えた画像かを見分けられる写真アプリでの表示は未確認
4ポッドキャストホームのタブに「新しいエピソード」「再生を続ける」の2つの欄—
5ゲーム友達のタブに、おすすめの友達の情報/友達のページで最近遊んだゲーム—
6Apple TVのプロフィール家族それぞれが自分のプロフィールを作れて、おすすめも人ごとにTVアプリでの場所は未確認
7FaceTime通話に外部の手話通訳者やライブキャプションの提供者を追加できるAppleのページでは確かめられなかった

★同じ欄に「一部の機能は、地域やiPhoneの機種によっては使用できない場合があります」とあります(機能の提供状況)。

【この記事だけ】セキュリティの141項目を、部品ごとに日本語で全部並べた

Appleは、アップデートごとにセキュリティの文書を出しています。27.2の文書(149230)は、日本語のページでも本文は英語です。項目ごとに「部品の名前」「対象の機種」「影響(Impact)」「CVEの番号」が並んでいます。

数え方数メモ
対象の機種が書かれた項目で数える141項目Appleは合計の数を書いていない=僕が数えた数
CVEの番号で数える(重なりを除く)163個1つの項目に番号が2つ以上あるものがある
対象が「iPhone 11以降」の項目140項目残りの1つは「iPhone 15 Pro以降」(Apple Intelligence)
「悪用された(exploited)」と書かれた項目0文書の中に、この言葉が1回も出てこない

★2026年10月31日の朝に、文書の英語の本文を取り込んで数えました。

どこから来る問題か(僕の分け方)

どこから項目の数
アプリから61項目
ファイル・画像・動画・フォントなどから39項目
ウェブのページから24項目
アプリ以外の相手から(離れた所・近く・同じネットワーク・つないだ機器)17項目

★これはAppleの分類ではなく、僕が「影響」の書き出しで分けたものです。「アプリから」は、入れたアプリが悪さをする場合の話です。「ウェブのページから」は、細工されたページを開いた場合の話です。

いちばん多い部品は、WebKit(Safariなどでウェブのページを表示する部分)でした。WebKitの名前が付く部品を合わせると、20項目です。次がKernel(OSの中心部)の13項目でした。

全部の一覧(項目の多い部品から)

部品(何をする部分か)項目何をされるおそれがあったかCVEの番号
WebKit
Safariなどでウェブのページを表示する部分
16・細工されたウェブのページを開くと、処理が突然落ちるおそれ(3項目)
・細工されたウェブのページを開くと、メモリが壊れるおそれ(3項目)
・細工されたウェブのページを開くと、処理が突然終わるおそれ(3項目)
・細工されたウェブのページを開くと、Safariが突然落ちるおそれ(2項目)
・細工されたウェブのページを開くと、勝手にプログラムが動くおそれ(2項目)
・細工されたウェブのページを開くと、メモリの中身が漏れるおそれ
・ウェブサイトが、ロックダウンモードで止めているはずのメディアの形式を使えるおそれ
・細工されたウェブのページを開くと、メモリが書き換わるおそれ
CVE-2026-113904
CVE-2026-112599
CVE-2026-86974
CVE-2026-86986
CVE-2026-112693
CVE-2026-86985
CVE-2026-112699
CVE-2026-112680
CVE-2026-112697
CVE-2026-112655
CVE-2026-112651
CVE-2026-112623
CVE-2026-112686
CVE-2026-112684
CVE-2026-112673
CVE-2026-112669
CVE-2026-112695
CVE-2026-112666
CVE-2026-112654
CVE-2026-112653
CVE-2026-112615
CVE-2026-112659
CVE-2026-112640
CVE-2026-113952
CVE-2026-113949
CVE-2026-113903
Kernel
OSの中心部
13・アプリが、iPhoneを突然止められるおそれ(5項目)
・アプリが、iPhoneを突然止めたり、OSの中心部のメモリを壊したりできるおそれ(2項目)
・アプリが、iPhoneを突然止めたり、OSの中心部のメモリに書き込んだりできるおそれ(2項目)
・アプリが、本来は書き換えられないメモリ(コピーオンライト)を変えられるおそれ
・攻撃者が、iPhoneを突然止めたり、OSの中心部のメモリを壊したりできるおそれ
・アプリが、OSの中心部のメモリの並び方を知れるおそれ
・アプリが、プライバシーの設定をすり抜けるおそれ
CVE-2026-112576
CVE-2026-112606
CVE-2026-65350
CVE-2026-112679
CVE-2026-112517
CVE-2026-112516
CVE-2026-112514
CVE-2026-112507
CVE-2026-84495
CVE-2026-112474
CVE-2026-112698
CVE-2026-112501
CVE-2026-112476
CVE-2026-112665
CVE-2026-112624
ImageIO
画像を読み込む部分
7・細工された画像を開くと、メモリの中身が漏れるおそれ(3項目)
・細工された画像を開くと、メモリが壊れるおそれ(2項目)
・細工された画像を開くと、アプリが突然終わるおそれ(2項目)
CVE-2026-112571
CVE-2026-112561
CVE-2026-112627
CVE-2026-112488
CVE-2026-112634
CVE-2026-112629
CVE-2026-112633
CVE-2026-112614
CVE-2026-112632
CVE-2026-112630
CVE-2026-112625
CoreAudio
音の処理
5・細工されたメディアのファイルを開くと、アプリが突然終わったり、メモリが壊れたりするおそれ
・アプリが、iPhoneを突然止めたり、メモリを壊したりできるおそれ
・細工された音のファイルを開くと、メモリが壊れるおそれ
・アプリが、iPhoneを突然止めたり、OSの中心部のメモリを壊したりできるおそれ
・電波の届く範囲にいる攻撃者が、iPhoneを突然止められるおそれ
CVE-2026-113912
CVE-2026-113907
CVE-2026-86972
CVE-2026-86969
CVE-2026-112638
Model I/O
3Dモデルを読み込む部分
5・細工された3Dモデルを開くと、メモリが壊れるおそれ(3項目)
・細工されたファイルを開くと、アプリが突然終わるおそれ
・3Dモデルを開くと、アプリが突然終わるおそれ
CVE-2026-112565
CVE-2026-112449
CVE-2026-112413
CVE-2026-112485
CVE-2026-112461
CVE-2026-112486
AVEVideoEncoder
動画の書き出し(ハードウェア)
4・アプリが、iPhoneを突然止めたり、OSの中心部のメモリを壊したりできるおそれ(2項目)
・アプリが、iPhoneを突然止められるおそれ
・アプリが、iPhoneを突然止めたり、OSの中心部のメモリを読んだりできるおそれ
CVE-2026-112705
CVE-2026-112689
CVE-2026-112470
CVE-2026-112469
CVE-2026-112468
CVE-2026-112466
CoreMedia
動画・音の再生
4・細工された動画のファイルを開くと、アプリが突然終わるおそれ
・アプリが、大事な個人のデータを見られるおそれ
・ファイルを読み込むと、アプリが突然終わったり、勝手にプログラムが動いたりするおそれ
・悪意のあるアプリが、許可なくカメラを使えるおそれ
CVE-2026-86992
CVE-2026-112706
CVE-2026-112688
CVE-2026-86990
FontParser
フォントを読み込む部分
4・細工されたフォントを読み込むと、メモリの中身が漏れるおそれ(2項目)
・細工されたフォントを読み込むと、アプリが突然終わったり、メモリが壊れたりするおそれ
・アプリが、大事な個人のデータを見られるおそれ
CVE-2026-86970
CVE-2026-112683
CVE-2026-112642
CVE-2026-112432
SceneKit
3Dの表示
4・3Dモデルを開くと、メモリの中身が漏れるおそれ
・細工されたファイルを開くと、機能が使えなくなったり、メモリの中身が漏れたりするおそれ
・細工されたファイルを開くと、メモリ(ヒープ)が壊れるおそれ
・細工されたファイルを開くと、処理が突然終わるおそれ
CVE-2026-112425
CVE-2026-112423
CVE-2026-112464
CVE-2026-86991
Accounts
アカウントの管理
3・悪意のあるアプリが、プライバシーの設定をすり抜けるおそれ
・アプリが、大事な個人のデータを見られるおそれ
・信頼済みにした機器を手元で触れる攻撃者が、ファイルを読んだり書いたりできるおそれ
CVE-2026-113898
CVE-2026-112446
CVE-2026-112612
AppleAVD
動画の読み取り(ハードウェア)
3・細工された動画のファイルを開くと、アプリが突然終わるおそれ
・アプリが、iPhoneを突然止めたり、メモリを壊したりできるおそれ
・細工された動画のファイルを開くと、アプリが突然終わったり、メモリが壊れたりするおそれ
CVE-2026-112416
CVE-2026-112415
CVE-2026-112454
Mail
メールApp
3・「メールを非公開」を使っていても、元のメールアドレスが漏れるおそれ
・離れたところの攻撃者が、機能を使えなくできるおそれ
・細工されたメッセージを受け取ると、機能が使えなくなるおそれ
CVE-2026-112500
CVE-2026-112671
CVE-2026-112414
Photos Storage
写真の保存
3・アプリが、大事な個人のデータを見られるおそれ
・アプリが、写真のライブラリを見られるおそれ
・アプリが、プライバシーの設定の一部をすり抜けるおそれ
CVE-2026-65397
CVE-2026-112676
CVE-2026-112660
Spotlight
検索
3・アプリが、本来より強い権限を得られるおそれ
・悪意のあるアプリが、プライバシーの設定をすり抜けるおそれ
・アプリが、大事な個人のデータを見られるおそれ
CVE-2022-26704
CVE-2026-112567
CVE-2026-112628
Wi-Fi
Wi-Fi
3・近くにいる攻撃者が、メモリを壊せるおそれ
・電波の届く範囲にいる攻撃者が、iPhoneを突然止められるおそれ
・通信の途中に入り込んだ攻撃者が、機能を使えなくできるおそれ
CVE-2026-113909
CVE-2026-112622
CVE-2026-112620
App Store
App Store
2・アプリが、大事な個人のデータを見られるおそれ
・離れたところの攻撃者が、ウェブの表示を閉じ込めている枠(サンドボックス)から抜け出せるおそれ
CVE-2026-113914
CVE-2026-112690
Apple Neural Engine
AIの処理をする部分
2・アプリが、iPhoneを突然止めたり、OSの中心部のメモリを壊したりできるおそれ
・アプリが、iPhoneを突然止めたり、OSの中心部のメモリに書き込んだりできるおそれ
CVE-2026-112696
CVE-2026-84494
Calendar
カレンダー
2・アプリが、大事な個人のデータを見られるおそれ
・細工された予定の招待を開くと、メモリが壊れるおそれ
CVE-2026-112678
CVE-2026-112619
CoreGraphics
絵を描く部分
2・細工されたPDFを開くと、メモリが壊れるおそれ
・細工されたフォントを読み込むと、アプリが突然終わったり、メモリが壊れたりするおそれ
CVE-2026-112611
CVE-2026-112610
CVE-2026-113950
HomeKit
ホーム(スマートホーム)
2・アプリが、大事な個人のデータを見られるおそれ
・細工された動画のファイルを開くと、iPhoneが突然止まるおそれ
CVE-2026-86978
CVE-2026-112596
Security
セキュリティの仕組み
2・ウェブのページを開くと、大事な情報が漏れるおそれ
・悪意のあるアプリが、証明書の確認をすり抜けるおそれ
CVE-2026-113913
CVE-2026-112652
Siri
Siri
2・アプリが、大事な個人のデータを見られるおそれ(2項目)CVE-2026-112658
CVE-2026-112685
WebKit Process Model
ウェブの表示を分けて動かす仕組み
2・離れたところの攻撃者が、ウェブの表示を閉じ込めている枠(サンドボックス)から抜け出せるおそれ
・細工されたウェブのページを開くと、勝手にプログラムが動くおそれ
CVE-2026-113897
CVE-2026-112639
WebRTC
ブラウザでの通話・ビデオの仕組み
2・細工されたウェブのページを開くと、処理が突然落ちるおそれ(2項目)CVE-2026-113901
CVE-2026-86973
Accelerate Framework
計算を速くする部分
1・細工された画像を開くと、アプリが突然終わるおそれCVE-2026-86971
AccessorySetupKit
アクセサリの設定
1・悪意のあるアプリが、許可なくBluetoothを使えるおそれCVE-2026-84493
App Intents
アプリの機能をSiriやショートカットにつなぐ部分
1・アプリが、大事な個人のデータを見られるおそれCVE-2026-112692
Apple Intelligence
Apple Intelligence
1・離れたところの攻撃者が、大事な個人のデータを見られるおそれCVE-2026-86987
Audio
音の処理
1・細工されたファイルを開くと、アプリが突然終わるおそれCVE-2026-112546
Bluetooth
Bluetooth
1・近くにいる攻撃者が、機能を使えなくできるおそれCVE-2026-112566
CVE-2026-113906
CloudKit
iCloudとのデータのやりとり
1・アプリが、大事な個人のデータを見られるおそれCVE-2026-112701
ColorSync
色の管理
1・細工された画像を開くと、メモリの中身が漏れるおそれCVE-2026-86988
Compression
圧縮
1・アプリが、OSの中心部のメモリの中身を漏らせるおそれCVE-2026-113910
Contacts
連絡先
1・アプリが、大事な個人のデータを見られるおそれCVE-2026-113908
CoreText
文字の表示
1・細工されたフォントを読み込むと、メモリの中身が漏れるおそれCVE-2026-112656
FileProvider
ファイルの受け渡し
1・アプリが、大事な個人のデータを見られるおそれCVE-2026-113896
Files
ファイルApp
1・アプリが、大事な個人のデータを見られるおそれCVE-2026-112618
Heimdal
ログインの認証(Kerberos)
1・通信の途中に入り込んだ攻撃者が、認証のサーバー(Kerberos KDC)になりすませるおそれCVE-2026-112518
HFS
ファイルの仕組み(古い形式)
1・細工されたファイルを開くと、メモリ(ヒープ)が壊れるおそれCVE-2026-112456
IOHIDFamily
キーボードなど入力機器とのやりとり
1・攻撃者が、iPhoneを突然止めたり、OSの中心部のメモリを読んだりできるおそれCVE-2026-112515
IOKit
部品(ハードウェア)とのやりとり
1・データのあふれ(バッファオーバーフロー)で、メモリが壊れ、アプリが突然終わるおそれCVE-2026-65385
IOMobileFrameBuffer
画面の表示
1・アプリが、iPhoneを突然止めたり、OSの中心部のメモリを壊したりできるおそれCVE-2026-112459
IOStorageFamily
ストレージとのやりとり
1・アプリが、iPhoneを突然止めたり、OSの中心部のメモリを読んだりできるおそれCVE-2026-112554
IOSurface
画面の絵を受け渡す仕組み
1・アプリが、iPhoneを突然止めたり、OSの中心部のメモリを壊したりできるおそれCVE-2026-112477
libarchive
圧縮ファイルを開く部分
1・細工されたファイルを開くと、アプリが突然終わるおそれCVE-2026-112522
LinkPresentation
リンクのプレビュー
1・細工された画像を開くと、メモリが壊れるおそれCVE-2026-112621
Maps
マップ
1・アプリが、ほかにどのアプリが入っているかを知れるおそれCVE-2026-112707
mDNSResponder
近くの機器を見つける仕組み
1・離れたところの攻撃者が、メモリの中身を漏らせるおそれCVE-2026-112607
MediaAnalysis
写真や動画の分析
1・アプリが、大事な個人のデータを見られるおそれCVE-2026-113915
MediaRemote
再生の操作
1・同じネットワークにいる攻撃者が、iPhoneを突然止めたり、メモリを壊したりできるおそれCVE-2026-112687
Messages
メッセージApp
1・離れたところの攻撃者が、アプリを突然終わらせられるおそれCVE-2026-112682
MobileGestalt
端末の情報を返す仕組み
1・アプリが、使っている人を見分ける手がかりを集められるおそれCVE-2026-86989
Power Management
電源の管理
1・アプリが、使っている人を見分ける手がかりを集められるおそれCVE-2026-112681
Quick Look
ファイルのプレビュー
1・アプリが、大事な個人のデータを見られるおそれCVE-2026-86925
RealityKit
AR・3Dの表示
1・細工されたファイルを開くと、アプリが突然終わるおそれCVE-2026-112491
ReplayKit
画面収録
1・アプリが、大事な個人のデータを見られるおそれCVE-2026-112547
Safety Check
安全チェック
1・アプリが、大事な個人のデータを見られるおそれCVE-2026-112609
Screen Time
スクリーンタイム
1・アプリが、大事な個人のデータを見られるおそれCVE-2026-112616
Shortcuts
ショートカット
1・アプリが、大事な個人のデータを見られるおそれCVE-2026-112559
CVE-2026-112455
SpringBoard
ホーム画面
1・アプリが、iPhoneを突然止めたり、メモリを壊したりできるおそれCVE-2026-112646
SwiftUI
アプリの画面を作る部品
1・アプリが、iPhoneを突然止められるおそれCVE-2026-112691
System Preferences
設定
1・悪意のあるアプリが、使えないはずのシステムの機能に触れたり、どこから起動されたかをごまかしたりできるおそれCVE-2026-86968
TextKit
文章の表示
1・アプリが、iPhoneの名前を読めるおそれCVE-2026-84605
Thread
スマートホームの機器の通信
1・近くにいる攻撃者が、細工した通信でThreadのネットワーク(スマートホームの機器の通信)に入れるおそれCVE-2026-112595
USB
USB
1・悪意のあるUSB機器が、iPhoneを突然止めたり、OSの中心部のメモリを読んだりできるおそれCVE-2026-112479
WebKit Canvas
ウェブのページで絵を描く部分
1・細工されたウェブのページを開くと、勝手にプログラムが動くおそれCVE-2026-112637
WebKit JavaScript Bindings
ウェブのページのプログラムをつなぐ部分
1・細工されたウェブのページを開くと、勝手にプログラムが動くおそれCVE-2026-112626

★67の部品・141項目・163個の番号を、全部載せています。「何をされるおそれがあったか」は、Appleの「Impact」の欄を僕が日本語にしたものです。
★部品の説明も僕が添えたものです。英語の原文は、Appleのセキュリティの文書で確かめられます。
★どれも27.2で直ったものです。27.2に上げていれば、この一覧の問題は対策されています。

数が多くて驚くかもしれません。ただ、Appleはアップデートのたびにこうした文書を出していて、ほかのバージョンの文書もAppleのセキュリティアップデートのページに並んでいます。今回の文書には「すでに悪用された」と書かれた項目はありません。なので、慌てて上げる種類の更新ではありません。ただ、直っていない穴は残ったままになるので、時間のあるときに上げておくのがいいと思います。

入らなかったもの

話題になっていたもの27.2ではAppleが書いていること
作り直したヘルスケアアプリ入っていない(27.2の欄に「ヘルスケア」の言葉が無い)開発者向けのリリースノートに「今後のベータでまた使えるようになる」。正式に来る時期は書いていない
通話の記念日の通知/CarPlay Ultraのテーマなどリリースノートに書いていない何も書いていない=なくなったとは限らない

★出どころ=149076・Appleの開発者向けリリースノート。配信前に僕が予想したことは、10月25日の記事にあります。

上げ方と、上げる前にやること

順番やることAppleが書いていること
1バックアップ「iCloudまたはコンピュータを使ってデバイスをバックアップしておきます」
2電源とWi-Fiにつなぐ「デバイスを電源に接続し、Wi-Fiでインターネットに接続します」
3設定 → 一般 → ソフトウェアアップデート27.2が出ていれば、ここに表示される
4(自動にしている人)自動アップデートの欄を確かめる「自動インストール」は、充電中でWi-Fiにつながっている夜間にダウンロードとインストールをする

★出どころ=iPhoneやiPadをアップデートする(118575)。
★Appleは、アップデートで「パフォーマンスやバッテリー駆動時間に影響する場合があります」とも書いています(125039)。上げたあとに電池の減りが気になったら、数日は様子を見てください。

Siri AIの対象は、iPhone 15 ProとPro Max、それにiPhone 16以降の全部の機種です。それより前の機種では、27.2に上げてもSiri AIは使えません。それでも、上の一覧のとおり、セキュリティの修正の140項目はiPhone 11以降が対象です。日本語のSiri AIを僕の18 Proで8つ試した結果は、10月31日の記事にあります。

🔗 出どころ(自分で確かめられます)

★2026年10月31日の朝に確かめました。

📅 毎日17時の連載
◀ 前の回 10/31
日本語のSiri AIに8つ頼んでみた結果
▶ 次の回
毎日17時に、1本ずつ増えていきます。
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この記事を書いた人

iPhone専門ブログ「reniphone.com」運営。iPhone歴3GSから17年・iPhone7台所有のマニア。家族3人でドコモ→ワイモバ&楽天モバイル乗り換えで年間25万円の通信費削減を実現。TikTok @ren_works(フォロワー約7.3万人)/ YouTube れん|iPhone先生(登録者約2.2万人)。

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