2027年のiPhoneについて、いろいろな話が出ています。この記事は、誰が・いつ・何を言ったのかを出どころ別に並べたものです。あわせて、今年のiPhone 18 Proが出る前の噂が、実際どれだけ当たったかも、Appleの発表文と仕様ページで1項目ずつ確かめました。
この記事に出てくる2027年の話は、全部「噂」です。Appleは、まだ出ていない製品について何も説明していません。「Appleが認めた」という話は、1つもありません。
確かなのは、ここだけです。iPhone 18 Pro・18 Pro Maxは2026年9月18日に発売、219,800円から(Apple公式)。ここから下は、それぞれ誰が言っているかを添えて書きます。
- ① 誰が・いつ・何を言ったか(出どころ別の表・11行)
- ② 話が割れている5つ——同じ日に「中止」と「予定どおり」が出ています
- ③ 【この記事だけ】発表前の噂の答え合わせ15項目(Appleの発表文・仕様ページで判定)
- ④ 噂の読み方——外れやすいところと、当たりやすいところは分かれています
同じ題材の動画を、今日の17時に公開します。この記事には、動画に入りきらないものを置いてあります。
① 誰が・いつ・何を言ったかの表(11行)/② 発表前の噂の答え合わせ15項目(Appleの発表文と仕様ページで1つずつ判定)/③ 噂の読み方5つ(どこが外れやすいか)
① 誰が・いつ・何を言ったか
海外のApple専門メディア(MacRumors)が、報道やアナリストの話をまとめたものです。日付は、その話が出た日です。
| 出どころ | いつ | 何を言ったか |
|---|---|---|
| Bloomberg(マーク・ガーマン) | 2026年 6月16日 | 20周年のiPhoneの開発が「ramping up(加速している)」。2サイズで、iPhone 18 Pro・18 Pro Maxと同じくらいの大きさ(=6.3インチと6.9インチ)。第2世代の折りたたみと同時に出す |
| Bloomberg(マーク・ガーマン) | 2026年 8月10日 | 「ガラス中心の作り直しは2027年で予定どおり」。前面と背面のガラスが、縁に回り込む形 |
| Jefferies(エジソン・リー) | 2026年 8月10日 | 🔴 作るのが難しく、全面ガラスの20周年モデルは中止になったという説。★MacRumors自身が「2つ目の情報源では裏が取れていない」と書いています |
| サプライチェーンの噂 (Samsung Display関連) | まとめ記事 | COEという方式のOLED(偏光板を外して、薄く・明るくする)/1.1mmのベゼル/曲面の明るさのムラを抑えるクレーター型の拡散層 |
| Ross Young(ディスプレイのアナリスト) | まとめ記事 | 画面の下に入れるFace IDは、2027年には間に合わない。小さいノッチが残る可能性。切り欠きのない全画面は2030年まで来ないと見ている |
| 画面の大きさ | まとめ記事 | Proが6.4インチ、Pro Maxが7インチの試作(いまは6.3インチと6.9インチ) |
| ボタン | まとめ記事 | サイド・音量・アクション・カメラコントロールを、物理的に動かない触覚ボタンにする(「Project Bongo」の再開) |
| カメラ | まとめ記事 | 明るいところと暗いところを1枚で撮り分ける、最大20ストップのセンサー |
| モデム | まとめ記事 | Apple製のモデムを全機種へ広げていく(いまはiPhone 16eとiPhone AirのC1・C1X) |
| 名前 | まとめ記事 | iPhone 19かiPhone 20かiPhone XXで割れています。2017年にiPhone 8とiPhone Xを出して「9」を飛ばした前例があります |
| 2027年の春に出るもの | 2026年 8月31日 | iPhone 18(2nmのA20・RAM増・小さいDynamic Island・C2モデム)/iPhone 18e(チップ更新・9GBのRAM)/iPhone Air 2(2つ目のカメラ・大きい電池) |
★「まとめ記事」=MacRumorsの20周年iPhoneのまとめページ(2026年8月10日 更新)に載っている噂です。★この表の中でAppleが認めたものは1つもありません。
② 話が割れている5つ
- ① 中止なのか、予定どおりなのか——同じ2026年8月10日に、「歩留まりが悪くて中止」(Jefferies)と「ガラス中心の作り直しは予定どおり」(Bloombergのガーマン)が出ています。★MacRumorsは中止説について「2つ目の情報源では裏が取れていない」と書いています。どちらが正しいかは、まだ分かりません。
- ② Face IDを画面の下に入れられるか——Ross Youngは「2027年には間に合わない」、ほかのリーカーは「できる」。★参考になる出来事があります。2026年7月の噂では「画面下のFace IDは、まずiPhone 18 Proに載る」と書かれていました。実物のiPhone 18 Proは、Dynamic Islandのままでした(Appleの発表文)=この噂は、すでに外れています。
- ③ 名前——iPhone 19/iPhone 20/iPhone XXで割れています。決まっていません。
- ④ 大きさ——「18 Pro・18 Pro Maxと同じくらい(6.3/6.9インチ)」と、「6.4インチと7インチを試作している」の両方があります。
- ⑤ 「20周年」と、出る時期——iPhoneが世に出たのは2007年なので、2027年が20年目です。ただしいつ出るかは、Appleは何も言っていません。★秋という見込みの話は出ていますが、これも噂です。
③【この記事だけ】発表前の噂は、どれだけ当たったか(15項目)
2027年の話の前に、今年の答え合わせをしておきます。噂=MacRumorsが2026年8月31日にまとめた記事(発表会は米国時間9月9日なので9日前、日本時間では9月10日にあたるので、日本の日付で数えると10日前です)。結果=Appleの発表文と仕様ページ(9月21日に開き直しました)。判定は⭕当たり/🔺半分/❌外れ/⬜判定しない、の4つです。
| # | 発表前の噂(8月31日) | 実物(Appleの一次) | 判定 |
|---|---|---|---|
| 1 | 18 Proは17 Proと同じ見た目になる | 18 Pro=71.9×150.0×8.75mm・211g/17 Pro=71.9×150.0×8.75mm・206g(Appleサポートの技術仕様)=大きさは3辺とも同じ、重さだけ+5g | ⭕ |
| 2 | 小さいDynamic Island | 発表文『どちらのモデルも、より小さく、一段と便利になったDynamic Islandを搭載』 | ⭕ |
| 3 | メインカメラが可変絞り | 仕様『可変絞り対応48MP Fusionメイン(ƒ/1.48、ƒ/1.8、ƒ/2.8、ƒ/4.0)』 | ⭕ |
| 4 | 2nmのA20チップ | 発表文『最新の2ナノメートルプロセステクノロジーで作られたA20 Pro』 | ⭕ |
| 5 | Pro Maxは電池が大きいぶん少し厚くなるかも | 発表文に『より大きなバッテリー』=そこは当たり。ただし17 Pro Maxも18 Pro Maxも厚さ8.75mm(78.0×163.4mm)で同じ=厚くなっていません。重さは233g→249g | 🔺 |
| 6 | 可変絞りはPro Maxだけかもしれない(★記事も「未確認」と書いていた) | 18 Pro・18 Pro Maxの両方に搭載 | ❌ |
| 7 | 新色はダークチェリー | 『新しいバーガンディ』 | 🔺 |
| 8 | 折りたたみの名前はiPhone Ultraかも | iPhone Duo | ❌ |
| 9 | 折りたたみは閉じて約5.5インチ・開いて約7.8インチ | 仕様=アウター5.4インチ・インナー7.6インチ | 🔺 |
| 10 | 折りたたみはFace IDでなくTouch ID | 仕様『Touch ID サイドボタンに内蔵された指紋認証センサー』 | ⭕ |
| 11 | 折りたたみのカメラは2つ | 仕様『48MP Dual Fusionカメラシステム』 | ⭕ |
| 12 | 18 Proは$100〜$300の値上げ | 米国 18 Pro $1,199/Pro Max $1,299(同じ記事に17 Pro $1,099・17 Pro Max $1,199)=+$100 | ⭕ (幅の下) |
| 13 | 折りたたみは$2,000〜$2,500 | 米国 $1,999から=1ドル下 | 🔺 |
| 14 | 無印のiPhone 18は秋に出ず、2027年の春 | 9月の発表に無印の18はありませんでした。★春に出るかどうかは、まだ分かりません | ⭕ (秋に無い側) |
| 15 | C2モデムを積む(★記事では春の無印iPhone 18のところに書かれていた) | 発表文『iPhone 18 Proは…C2を採用し』=載ったのは18 Pro。噂が指していた機種(春の無印18)は、まだ出ていません | ⬜ (数えない) |
★数え方:⭕8/🔺4/❌2/⬜1(15項目)。この15項目の中での数です。「噂の何割が当たる」という話には広げられません。
★15番(C2モデム)は、噂が指していた機種が違うので、当たりにも外れにも数えていません。★1番と5番の17 Pro・17 Pro Maxの寸法は、製品ページが転送されるようになっていたため、Appleサポートの技術仕様のページ(ja-jp/125090・125091)で確かめました。
④ 噂の読み方——外れやすいところと、当たりやすいところ
- 名前は外れます。iPhone Ultra→Duo、ダークチェリー→バーガンディ。2つとも外れました。★だから2027年の「iPhone 19か20かXX」も、決まった話として読まないほうがいいです。
- 中身は当たりやすいです。2nm・可変絞り・Touch ID・2眼は、そのまま当たりました。部品の話は、作る会社から伝わるので、早い段階でも合っていることが多いです。
- 数字は「近いけれど少し違う」で出ます。5.5→5.4インチ、7.8→7.6インチ、$2,000→$1,999。★ぴったりの数字として覚えないで、幅で見ておくと外しません。
- 「未確認」と書いてある行は、外れました。「可変絞りはPro Maxだけかも(未確認)」がそうです。まとめ記事の中の「確認されていない」という但し書きは、読むときの手がかりになります。
- ページは消えたように見えても、別の場所に残っていることがあります。この記事でも、17 Proの製品ページは別ページへ転送されるようになっていましたが、Appleサポートの「技術仕様」のページは、そのまま生きていました(ja-jp/125090)。★「見つからない」で終わらせず、サポート側も見てみると、あとから当て直せます。
- 2027年の値段=誰も出していません。書きません
- 発表の日=Appleは何も言っていません。「秋」という見込みも噂です
- 誰の予想がよく当たるか=出していません。今回の15項目は、まとめ記事の中で誰の話かを1つずつ分けていないためです
- Bloomberg・The Informationの元の記事そのもの=有料のため読めていません。MacRumorsが引用した範囲までです
- 春の無印iPhone 18・18e・Air 2が本当に出るか=まだ出ていないので、当たり外れを判定していません(15番がそれです)
🔗 出どころ(自分で確かめられます)
- 🗣 20周年モデルのまとめ=MacRumors「Apple’s 20th Anniversary iPhone: What We Know So Far」(2026年8月10日 更新)
- 🗣 2サイズ・折りたたみ第2世代と同時=MacRumors(2026年6月16日・Bloombergの報道として)
- 🗣 10項目(COE・1.1mmベゼル・触覚ボタンなど)=MacRumors(2026年7月29日)
- 🗣 答え合わせの「噂」側=MacRumors「Apple’s iPhone 18 Release Schedule」(2026年8月31日)
- 🟢 答え合わせの「実物」側=Appleの発表文(日本・2026年9月9日付)/iPhone 18 Proの技術仕様/iPhone Duoの技術仕様/米国の発表文($1,199・$1,299・$1,999)/Appleサポートの技術仕様「iPhone 17 Pro」(ja-jp/125090)・「iPhone 17 Pro Max」(ja-jp/125091)
- 📅 取得=2026年9月21日 午前4時53分(日本時間)に開いて確かめました。17 Pro・17 Pro Maxの技術仕様だけ、同じ日の午前5時15分です
まとめ
- ⭐ 2027年の話は全部が噂です。Appleは何も言っていません
- ⭐ 同じ日に「中止」と「予定どおり」が出ています。どちらかに決めて読まないほうが安全です
- ⭐ 今年の答え合わせは⭕8/🔺4/❌2/⬜1(15項目)。名前は外れ、中身は当たるという分かれ方でした
- ⭐ 数字は幅で読む。「5.5インチ」は5.4インチ、「$2,000から」は$1,999でした
- ⭐ いま買うかどうかの判断に、2027年の噂は使えません。使えるのは、いま出ているものの値段と中身だけです
ここまでがまだ出ていないものの話でした。いま出ているものの値段と中身は、別の記事に1枚の表で置いてあります。
▶ iPhone 18 Pro・Pro Maxと、15からの4世代8機種を1枚の表に▶ キャリアの「実質2万円」の正体(4社の返すプログラムの全部の数字)2026年9月21日:公開(噂の出どころは9月21日 午前4時53分に確認)
★新しい噂が出ても、出どころと日付が分かるものだけを足します。
